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ココログ


ほし2

カテゴリー「今日のBGM」の記事

2010/07/06

「わかりやすさ」とは

ショスタコーヴィチ/交響曲第15番イ長調作品141@ベルナルド・ハイティンク/ロンドン・フィル(デッカ:444 430-2)

 1978年の録音。
 ということは,この録音はこの作品が初演されてから,わずか6年後の録音ということになるわけだ(初演は1972年1月)。初演から40年経過していない現代音楽で,これほど市民権を得ている交響曲もそうあるものではないな。
 ただまあ,見かけのわかりやすさに比べて,仕掛けのわかりにくさは並大抵の代物ではないわけだが(^^;)。そのあたり,「わかりやすさ」とはなんぞや,ということを考えるための格好の事例になっていると思うよ,ショスタコーヴィチの音楽は。

2010/07/04

玲瓏な

マーラー/交響曲第10番嬰ヘ長調(クック版)@クルト・ザンデルリンク/ベルリン交響楽団(ドイツ・シャルプラッテン:32TC-72)

 1979年11月29日,30日,12月13日から15日の録音。
 今日はあまりに暑いので,マーラーの録音でも涼しい方のこの録音を(^^;)。マーラーのオーケストレーションは基本的にシューベルトやブラームスの後継のような暖色系だと思うが,この録音は非常に厳しい寒色系の音色を出している。ザンデルリンクが盛大に打楽器を加筆しているが,その音色も玲瓏でどこまでも厳しく響く。
 解釈も誇張のない,音楽そのものを全面に押し出したつくりで,ザンデルリンクの録音でも白眉の出来であろう。

2010/06/30

アマデウスの影

フォーゲル/交響曲集@ラインハルト・ゲーベル/バイエルン・カンマーフィル(エームズ:OC735)

 2008年9月16日から19日の録音。
 ヨーハン・クリストフ・フォーゲル(1756-1788)はW.A.モーツァルトと同年生まれのドイツの作曲家。ニュルンベルクで生まれ,ドレスデンで学び,パリに出たそうな。パリでは歌劇が成功を収めたようだが,アル中が祟って32歳で早世する。この3曲の交響曲集(ニ長調,変ホ長調,変ロ長調)は1786年にパリで作曲されたもので,いずれも急-緩-急の3楽章から構成される。ヨハン・クリスティアン・バッハとヨーゼフ・ハイドンの間に位置するような,陰翳には乏しいものの流麗で華やかな作風である。
 ムジカ・アンティクヮ・ケルンのラインハルト・ゲーベルが,意外にもロココ風味の華麗な解釈で好演を聴かせている。

2010/06/29

心を音に載せるテクニック・・・・・・

ベートーヴェン/交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」@オトマール・スウィトナー/NHK交響楽団(キング:KICC3079)

 1986年12月12日,NHKホールでのライヴ録音。当日のプロは「田園」と「運命」の二本立てで,それがこのCDにそっくり収められている。
 スウィトナーのスタジオ録音は,これはライヴかと思えるほど熱気がこもっていて,それが却って一本調子に陥ったり,暑苦しく息苦しい演奏になりがちなところがある。しかし,このライヴは余計な肩の力が抜けているようで,安定した,それでいて音楽が生き生きとしている好演に仕上がっている。
 またN響がN響らしからぬ(失礼)いい音とアンサンブルでスウィトナーに応えているのが,なるほどスウィトナーは,日本では聴衆からもオケからも愛された指揮者だったのだな,と,1978年あたりからラジオやテレビでスウィトナーとサヴァリッシュがN響を振ったときの好演を聴いてきた身として,改めて感じ入る次第。ただ,スウィトナーの指揮姿は意外に格好悪くて(^^;),ベルリンの壁崩壊後,バトンテクニックが原因で西側のオケで活躍できなかったという噂があったことをも,ちと苦い思いとともに思い出す(sigh)。

2010/06/26

インテルメッツォ

ブラームス/間奏曲集@グレン・グールド(SONY BMG:8697147602)

 1960年9月と11月の録音。
 LP時代のカップリングの再現というグールドのCDシリーズから。ブラームスの作品76,117,118,119から各々間奏曲ばかり取り出して弾いているという,如何にもグールドらしい1枚。
 なんか,もっと陰々滅々とした雰囲気の1枚を想像していたのだが,ブラームスの老成はよく表現されているものの,思った以上に生命力を感じる(^^;)。春先の,まだ雪が残る地面にひょこっと顔を出したふきのとうのような生命力。思い起こせば,この録音時グールドは30歳にもなっていなかった・・・・・・。

2010/06/24

情緒纏綿

チャイコフスキー/交響曲第6番ロ短調作品74「悲愴」@ヴィレム・メンゲルベルク/アムステルダム・コンセルトヘボウ管絃楽団(テルデック:WPCS-4327/4330)

 1941年4月22日の録音。
 日本発のマニアックな(^^;)4枚組に収録されている1941年録音のメンゲルベルクの「悲愴」。1937年録音に比べて音がよくなっており,1937年録音では聴き取りにくかった楽器もこちらではあれこれ聴こえてくる。
 メンゲルベルクの演奏は1937年盤と基本的に同じ。鍛え上げられた練達のアンサンブルをメンゲルベルクが様式美にまで昇華した表現で自在にドライブし,情緒纏綿たる絃のポルタメントとテンポの自在な揺れが「悲愴」の,チャイコフスキーの過剰な身振りを見事に表現している。終楽章の演奏時間が1937年盤より約1分伸びたおかげで,1937年盤では「不満が残る」と評価された終楽章がいよいよこれでもか,と言わんばかりの情緒の洪水になっている。

2010/06/20

勢いをとる

ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調作品67@セルゲ・クーセヴィツキー/ロンドン・フィル(IMG:5 75118 2)

 1934年9月3日,4日の録音。
 アンサンブルの精度より勢いをとった演奏。当時の手兵だったボストン交響楽団ではなく,ロンドン・フィルを起用しての録音,ということもあるのだろう。もっとも,クーセヴィツキー(1874-1951)の他の録音を聴いても,アンサンブルに気をつけるタイプの指揮者ではないようだが(^^;)。終楽章の冒頭,テンポを落として荘重に第1主題を始め,それが少しずつガッ,ガッとテンポが上がっていくやり方が,さらにコーダで繰り返されるのが芝居がかってて面白い。

2010/06/18

迷いが無い

F.J.ハイドン/交響曲第88番ト長調Hob.I88@オイゲン・ヨッフム/ベルリン・フィル(DG:474 364-2)

 1961年10月の録音。
 爽快で実に押し出しのいい,堂々とした演奏。私のハイドンはこれだ,ということで迷いが無い(^^;)。素敵なハイドンである。

2010/06/16

爽やかだー

ヴァーグナー/交響曲ハ長調@アリ・ラシライネン/ノルウェー放送交響楽団(フィンランディア:3984-23400-2)

 1997年9月の録音。
 リヒャルト・ヴァーグナー19歳の若書き。どこをとってもベートーヴェンの7番のそっくりさん(^^;)で,シューベルトの初期交響曲のような爽やかさと温かみを持った,親しみやすい作品に仕上がっている。この曲のスコアをメンデルスゾーンに送ったら無視されたとかで,これがヴァーグナーが反ユダヤ主義を支持するようになった遠因,という噂もあるほどの自信作だったようではある。
 とはいえ,「トリスタン」や「マイスタージンガー」「リング」に聴かれるヴァーグナーらしさは皆無なんじゃないかな(^^;)。

 ラシライネンの演奏は,青春の爽やかな音楽のツボを抑えた好演。

2010/06/12

善戦

ショスタコーヴィチ/交響曲第15番イ長調作品141@ヘルベルト・ケーゲル/ライプツィヒ放送交響楽団(ヴェイトブリック:SSS00039-2)

 1972年11月7日,ライプツィヒでのライヴ録音。
 この作品,初演が1972年1月8日だから,かなり早い時期の演奏であり録音である,ということになる。オケがあちこちでヘタレているのは,オケがちと非力な上に作品に慣れていないということがありそうだが,ケーゲルもそんなオケをギリギリ締め上げて何とかいい演奏をしようとしているし,オケもそれに応えて善戦はしている。終楽章の金管がヘタっているのも,解釈の一環かと思わせかねないような迫力である。

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