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「貸出至上主義者」度チェックβ版

ココログ


ほし2

カテゴリー「図書館」の記事

2016/04/18

【2016年熊本地震】図書館・出版流通関係記事まとめ

「2016年熊本地震」での図書館・出版流通関係のWeb記事を集めています。


【新文化】 - 〈熊本地震〉書店の被害・運営状況
http://www.shinbunka.co.jp/news2016/04/160415-02.htm

【新文化】 - 〔熊本地震〕被災書店の現状
http://www.shinbunka.co.jp/news2016/04/160418-03.htm

2016年4月14日に熊本県熊本地方で発生した地震による図書館への影響 | カレントアウェアネス・ポータル
http://current.ndl.go.jp/node/31345

「平成28年(2016年)熊本地震」による図書館への影響(2) | カレントアウェアネス・ポータル
http://current.ndl.go.jp/node/31373

「平成28年(2016年)熊本地震」による図書館への影響(3) | カレントアウェアネス・ポータル
http://current.ndl.go.jp/node/31374

saveMLAK、「平成28年(2016年)熊本地震」による博物館・美術館、図書館、文書館、公民館の被害状況をまとめる特設ページを開設 | カレントアウェアネス・ポータル
http://current.ndl.go.jp/node/31375

歴史資料ネットワーク、「平成28年熊本地震の被災地のみなさま、ならびに災害ボランティアのみなさまへ(歴史資料保全のお願い)」を発表 | カレントアウェアネス・ポータル
http://current.ndl.go.jp/node/31367

熊本県熊本地方を震源とする地震について:文部科学省
http://www.mext.go.jp/a_menu/kumamotojisin/index.htm

2009/02/15

官尊民卑に弄ばれる「図書館の自由」

 昨年の今頃,【愚智提衡而立治之至也: 「法の下の平等」とレコメンドサービス】で俎上に載せた


田中,敦司
図書館は利用者の秘密を守る--カウンターで感じた素朴な疑問から (特集:図書館の自由、いまとこれから--新たな図問研自由委員会のスタートにあたって)
みんなの図書館 (通号 370),21~26,2008/2

が,最近そこここで取り上げられ,我が意を得たりと思ったことである.

図書館は利用者の秘密を守る-カウンターで感じた素朴な疑問から- - 読書ノートのつもり?なつれづれ日記
http://d.hatena.ne.jp/yoshim32/20090209/1234159904

それであなたはなにがしたいのか-田中敦司「図書館は利用者の秘密を守る-カウンターで感じた素朴な疑問から-」に感じた根本的な疑問 - ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) - ブログ版
http://d.hatena.ne.jp/arg/20090211/1234346362

その文章が掲載された「みんなの図書館」は言うまでもなく図書館問題研究会の機関誌である.それほど「図書館の自由」を金科玉条にしているはずの図問研が,最近明らかになった

容疑者と被害者情報漏らす 報道機関に東金市立図書館 - 47NEWS(よんななニュース)
http://www.47news.jp/CN/200901/CN2009012401000452.html

この件に関して,報道から3週間を経過した現在もなお,沈黙を守っているのは如何なる理由があってのことか.質問状に対する返答がない,というのは理由にならないだろう.記事に拠れば,この件を調査したのは日本図書館協会であり,図問研のメンバーにはこと「図書館の自由」について,日図協のイデオロギーを担っている人間も少なくないわけだから.
 また,2002年に発覚した,東京都の区立図書館において委託業者から派遣されていたカウンター要員が来館者の個人情報を悪用した件について,督促を怠業した公務員を弁護し委託会社とその派遣社員にすべての非を押し付け,そのことを指摘した意見に対し犯罪を使嗾してまで公務員の責任を回避しようとした東京の図書館をもっとよくする会の関係者もまた,この件については沈黙しているのである(なお,当時のコメントは注記も無く書き換えられ,犯罪を使嗾した箇所は改竄されているので現在では参考にならないことをお断りしておく).2002年の事件が「図書館の自由」に対する重大な挑戦(公務員による督促の怠業よりも罪が重い)というのであれば,東金市役所と東金市立図書館における,公務員による来館者の個人情報漏洩は,委託業者によるそれよりも責任が重いのではないかと思うのだが.

 共同通信の記事で気になるのは「調査に対し東金図書館は、一部の取材者が執拗に情報開示を要求したとしており、図書館関係者は、報道側にも利用情報の扱いに対する理解が必要だとしている。」というくだり.この,如何にも公共図書館に対して理解のありそうな文章だが,2002年の記事と比較してみると,論調の差異がわかると思う(エントリーの最後に全文を引いておく).日図協や図問研の指定管理者や委託に対する考え方,共同通信の関係者が「みんなの図書館」に連載を持っている事実などを考え合わせると,これは恐らく情報漏洩に対する報道機関への責任転嫁と公務員擁護のために(意図的にかどうかは別にして)執筆された文章ではないかと思われるが,どうだろうか?

 いずれにせよ,「公共図書館の民営化」などというデマゴギーを放送している団体に,公務員の罪を問わせることが,荷が重いのは重々承知の上で,それでもこの「図書館の自由」をめぐる公務員と民間への適用におけるダブルスタンダードについては,指摘しておかなければならないだろう.「図書館の自由」はあなたがたが「官尊民卑」という基準で恣意的に運用してもいいものだったのですか?

続きを読む "官尊民卑に弄ばれる「図書館の自由」" »

2008/07/04

講演会のご案内

 来る7月19日(土)に社団法人茗渓会支部 図書館情報学橘会社団法人日本図書館協会の共催で,国立国会図書館長の長尾真氏(元京都大学総長,元日本図書館協会会長)の講演会が茗渓会館で開催されます.定員は200人ですが,まだ席に若干の余裕がございますので,よろしければお申込の上,ご来場ください.

 詳しくは下記をご覧くださいませ.

イベント・会合情報 - 図書館情報学橘会
http://www.tachibana-kai.com/forum/meeting/index.html

2008/02/16

ICタグの盲点

ICタグで紙のコピーにDRM - Copy & Copyright Diary

 正直に言いますが,このことは可能性としても全く失念していました.盲点を突かれました_| ̄|○

 図書館資料へのICタグとかRFIDタグとか言われているものの貼付については,僕も2002年頃から関心があって,その頃はICタグを付けることにより,ICカードを持っている利用者がICタグの付いている資料を持ち出せばそれがそのまま貸出手続きになり,貸出期間内に利用者が書架に戻せば返却になる,というシステムを夢想していたものです.
 それどころか,ICカードを持ってない利用者が図書館外に資料を持ち出そうとすると,全館に警告音が鳴り響くとともにすべての出入口がロックされ,資料の窃盗を防止するシステムや,書架にもタグを付けて書架と資料をマッチングさせることにより資料の検索をより精密に行うことを可能にしたり,ある書架に排架した資料を別の書架に戻そうとすると書架が警告を発するシステムとか,書架から資料が引き出される回数を記録してより詳細な資料の稼働率を割り出して選書に役立てよう,と何時実現するかはわからないものの,そのようなシステムの導入を本気で考えていたものです.特に自動貸出・返却と書架のシステムは,『市民の図書館』や日本図書館研究会読書調査研究グループの思想に対抗できる有力な手段であり,実装できれば素晴らしい,という話をある活字媒体に書いたこともあります.

 しかし,末廣さんご指摘のように,


ICタグを用いることで、紙のコピーにDRMが実現してしまう。
となると,話はかなり変わってきます.DRM(Digital Rights Management)自体に反対というわけではないのですが,それがICタグの貼付によってすべての書籍に適用されることになると,私的複製のためには著作権管理団体に一々お伺いを立てなきゃいけない,どころか,著作権管理団体が膨大な個人情報を捕捉・把握できる仕掛けが出来上がってしまうということにつながるわけですよね.そうしたら,これは公共図書館が利用者の貸出履歴を保存していることよりも,遙かに大きな問題を抱えることになるんじゃないでしょうか? 館種を問わず,図書館から利用者個人のコピー履歴が簡単に流出する(と,敢えて書いておきましょう)ことになるのですから,今から何らかの対策を図書館業界は考える必要があります.

 僕自身も,ICタグについては少々考えを改めなければならないようです.

2006/12/12

図書館長急募

 【われわれの館/司書募集情報【急募】大田区立図書館長】だそうです.館長ですか(*_*).

2006/09/22

【著作権】アンケートにご協力を

 Copy & Copyright Diaryの末廣さんが【著作権:文芸家協会などが保護期間延長を要望】を受けてアンケートを実施しています.

あなたは、著作権保護期間の延長に「賛成」ですか、「反対」ですか?
http://q.hatena.ne.jp/1158929256

よろしければ,ご参加くださいますようお願いいたします.

2006/06/24

「図書館の商業化」に関する古い文章を再掲してみる

 以下にUPするのは,本家サイトにhtmlで論考をUPしていた頃,2001年3月6日にサイトにUPした文章です.一人称を直した以外は手を加えていません(^^;).

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2006/06/18

ルビコンを渡るか,図問研

 「みんなの図書館」2006年7月号(No.351)は島根県斐川町で行われる図書館問題研究会第53回全国大会の特集.数年前には玉造温泉にてSF大会も開催されたし,出雲のあのあたりは時ならぬコンヴェンションブームであるか(^^;).

 さて「みんなの図書館」には例の如く「重要討議課題」が掲載されているわけだが,今号のそれを一読して驚いた(-o-)/.「貸出し」にはほとんど触れることなく,レファレンスサービスに紙面を大きく割き,課題解決型サービスの担い手としての公共図書館,というこれまで図問研が(組織としては)見向きもしなかった機能を前面に押し出して,指定管理者委託をはじめとする「市場化」に反対する「重要討議課題」なのである.

 ついに図問研は貸出至上主義の使徒日本図書館研究会読書調査研究グループの「お導き」と決別し,貸出至上主義とは一線を画する気になったのか.
 何しろ,


(前略)成人を対象とした課題解決型のサービスへの取り組みが全国で始まっている.地域社会の振興と図書館の存続をかけて,普段図書館を利用しない人々にも図書館をアピールしていく必要に迫られているからである.(「みんなの図書館」7月号p2-3,以下引用は特に断りの無い限り同誌から)
という,外側から見ればしごく当然でありながら,図問研では絶えて見られなかった現状認識が表明されているのである! 
 さらに現物貸借の送料負担に関する批判的な文脈での説明には,

リクエストが少ない,利用そのものが少ないと図書館員に判断された資料は,もともと図書館で備える必要のなかったものとして利用者を納得させやすく,その手数料を求めやすい.(4p)
とも書いている.図問研執行部に何か起こったんだろうか?

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2006/06/14

誰のために

日本海新聞【話題を追う 指定管理者 思わぬ弊害
毎日新聞【スポーツ21世紀:新しい波/201 指定管理者制度/7 試行錯誤の行政

 ピンハネと言うなら,これでしょう>>池沢昇さん潮目を変えようとするご努力には敬意を表しますが,指定管理者制度を撃退したところで,3年一回りの公務員の人事制度に目をつぶっている以上,あなた方のやっていることは公共図書館を「無愛想だった職員」の時代に返すだけに終わってしまうことを,何処までわかってやっているのか,いささか不安に思ってます.

 いったい,誰のために活動してらっしゃるんですか?

2006/06/10

図書館からビジネスチャンス

河北新報【図書館からビジネスチャンス 支援コーナー開設続々 仙台

 貸出至上主義者の神経を逆なでするような記事ですな(^^;).
 ときに河北新報と言えば,昨年の12月に【仙台市立図書館 指定管理者制導入を検討】なる記事で「赤字分は市費で補てんしており」などと書いて記者やデスクが公共図書館の法規にも経営にも概念にも無知であることをさらけ出し,図書館業界関係者の顰蹙を買った(^^;)ことで知られる新聞社です(参考【愚智提衡而立治之至也: 仙台市立図書館 指定管理者制導入を検討】).それが一転して(業界内で評価が分かれている業務に対してとは言え)好意的な記事を掲載したのは,記者やデスクが多少なりとも勉強した(^^;)ってことなんですかね.

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