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ココログ


ほし2

カテゴリー「映画・テレビ」の記事

2007/01/27

幻のキネマ満映

幻のキネマ満映
山口 猛著
平凡社 (2006.9)
通常24時間以内に発送します。

 1989年に原著が出版されたときに,財布と折り合いが付かずにどうしても手が出なくて諦めてから幾星霜.先日,平凡社ライブラリー版で出ていたのを見つけて慌てて購入,読んでみる.
 うーん,期待したほど面白くない,というのが第一印象.貴重なインタビュー証言が幾つも散りばめてあるのに,何だか消化不良な感じが否めない.唐突に「衛藤利夫」などという,多少なじみのある名前が出てきたりもするのだが(出てくるだけ).本書が出版されたときは,まだまだ満映(満州映画協会)の研究も端緒についたばかりで,これがスタートだったことも影響しているのだろうか.出版されたときに借りてでも読んでおくべきだったと,悔やむことしきりである_| ̄|○
 それにしても平凡社ライブラリーに収録されるに当って著者が追記も序文も新たに書いてないのは何故かしらん,と思ったら,その後の研究の進展を別の一書(『哀愁の満州映画』三天書房)にまとめているからか.
 本書に何度か現れる甘粕正彦の腹心「赤川孝一」は,川村湊に拠れば赤川次郎の父である由.

2006/11/12

円谷一

円谷一
円谷一
posted with 簡単リンクくん at 2006.11.12
白石 雅彦著
双葉社 (2006.7)
通常2-3日以内に発送します。

 円谷英二の長男にして,TBSのディレクターや円谷プロの社長を歴任し,円谷プロの壊滅的財政を立て直してさあこれからというところで急逝した円谷一(1931-1973)の評伝.亡くなったとき,訃報が新聞に載ったことを僕も覚えている.当時,「円谷プロ」という名称は小学校低学年にも知られていたので,この訃報に吃驚した記憶がある.

 この本は円谷一の息子ふたり(三男は取材前に死去)など関係者からの聞き書きを中心に構成されているが,編集が行き届いているためか大変読みやすい.慎重に避けられているところがあることを感じさせる箇所も無いではないが,近衛秀麿と異なり関係者が数多く存命中でもあり,止むを得ないところもあるのだろう.いや,円谷一とテレビ,円谷一と特撮,円谷一と円谷英二・円谷プロに関してこれだけよく書き込まれているのだから,著者の労苦を了とする.いい本である.円谷プロの歴史を知る上で,今後必須の文献のひとつとされることは間違いない.

2006/09/18

怪盗ジゴマと活動写真の時代

怪盗ジゴマと活動写真の時代
永嶺 重敏著
新潮社 (2006.6)
通常24時間以内に発送します。

 映画を見るのは実のところあまり好きではない.特に映画館で映画を見るのが苦手(暗いところで大画面見続けていると頭痛がしてくる)なくせに,映画にまつわる本を読むのは大好きというのは,何処かおかしいですかね(^^;).

 この本は大正元年,映画「怪盗ジゴマ」が大流行を巻き起こした挙句に,それが騒動にまで発展し最後には上映禁止にまで及んでしまう,その流れを,活動写真が娯楽の王様に躍り出る時代相,あるいは幻の「ジゴマ」ストーリーの発掘から説き起こした好著である.そう,「ジゴマ」の流行は,実は今に至るメディアミックスの先駆けだったのだ.

2005/10/08

第1回 エンタ!検定

 昨日勤務先に届いていた「日経エンタテインメント11月号に載っていた〈第1回 エンタ!検定〉,パラパラめくっただけで逐次刊行物係に返しちゃったところ,【Biene | エンタ!検定】にてweb上でも出来ることを発見(^^;).

 早速トライ! で,結果がこれ↓

続きを読む "第1回 エンタ!検定" »

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