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2011年7月31日 - 2011年8月6日の記事

2011/08/06

「無力感」を抱きしめる

インターミッション(^^;)。

あの震災後,いろいろと考えるところ(考えなかったところかもしれない)がありまして,このところいささか「図書館」という施設に対する興味や関心が薄れてきているのは,事実です。

理由は幾つかありますが,やはり「図書館」は大規模自然災害の前には無力なのだな,と改めて自らが無力であることを感じているところです。図書館関係者においても種々の応援・援助・ボランティアが起動し,現在もその活動が継続していますが,実際に被災地で自らが何をすることができたのか,自らに問いかけたとき,勤務先の復旧作業とその情報提供以外,被災地にある「図書館」として務めることができたであろう役割は,全くと言っていいほど果たすことができなかったのではあるまいか。そんな悔恨の念が,ずっと心の中に澱のように沈んでいます。

自慢するわけじゃないですが,あの911同時多発テロの際,ホワイトハウスなどwebでたどって大規模なリンク集を作成したり,新潟県中越地震の際には新潟県内の図書館施設の被災状況に関するリンク集を作成したり,自らが被災しなかったときはそれなりに情報収集・提供活動もしてきました。しかし,実際に自分が被災してみたら,そのような活動まではほとんど手が回らなかったわけで,ほとほと戦時には役に立たない奴なのだなあ,と。

まあ,被災地であろうとなかろうと,日々の暮らしは嫌でもやってくるものです。いつまでも落ち込んでいるわけにもいきませんので,この「無力感」を抱え込んで勤務先の復旧に勤しみ,日常業務が行えるまでに図書館内を復旧させて今にいたっております。


いつか,この「無力感」を払拭できる日はくるのでしょうか・・・・・・(嘆息)。

2011/08/05

大図研のオープン・シンポジウムに登壇します

来たる8月29日(月),朝の9時より,大学図書館問題研究会第42回全国大会にて開催されますオープン・シンポジウム「震災そのとき、その後-震災と図書館について考える」において,報告とパネルディスカッションのパネラーを務めます。

残念ながら27日(土)より3日間にわたって開催される全国大会にフル参戦することは都合によりできませんで,29日のみの上京になりますが,首都圏方面の知人友人に限らず「このバカが何を話すんだか」ご興味をもたれました図書館関係者がいらっしゃいましたら,よろしくどうぞ。

2011/08/04

3日目のこと(2)

承前

さて,おにぎりをぱくついて,まる2日ぶりに米の飯にありつきましたが,さて食べたあとで手を洗うことさえままならない>< 濡れナプキンを当座使いますが,さてどれだけもちますやら。朝から頭痛がひどかったのが,おにぎりを食べたら治ったのですから,現金なものです。

取り敢えずガソリンはあるのでクルマを出して,水を酌んでこようかと思うわけですが。昨日来,すぐ近所の公園は長蛇の列だというのはわかってます。では,あまりひとが来そうにない方面に給水所の設定はないかとweb叩いて探したら,とある猪苗代湖方面に向かう峠の麓の浄水場が給水所に指定されているのを見つけます(この頃には市役所のサイトもいろいろ情報が上がるようになってました)。ここならひょっとして空いてるんでないか,とみんなが出かける方向と反対側へクルマを走らせます。ここは以前,クルマを登らせてNTTの基地がある峠の頂上まで行ったことがあるので,だいたいの道順はわかります。

その途中,高校生くらいの男子がトレーニングウェア姿で走っているのを見て「おお,がんばるなあ」と賛嘆。なるほどこのあたりは断水もしなかったのかしら,と(真相は不明)。

さて,峠の麓の浄水場にたどりついたら,何と僕の前には一組しかいないじゃありませんか(^^;)。取り敢えず,2リットルのペットボトル何本かに水を汲ませていただき,これでまずは「水だ! 水だ! 水だ!」と腹の中で喜びます。水を汲んだペットボトルを積んで帰投するついでに,少し街中を確認がてらクルマを走らせると,街を南北に走る幹線道路のひとつが一方向に大渋滞しているのを発見。たまたま反対方向にクルマを走らせ感嘆符付きで通り過ぎましたが,これがその後あちらこちらで繰り返されることになる「給油のためのガソリンスタンド行き大渋滞」の最初のひとつだったのかもしれません。

この頃から,断続的にiモードがつながらなくなります。メールのやりとりも困難になってきます。避難所になっている勤務先にボランティアで手伝いに出ている職員Bとの連絡もつかなくなります。が,どういうわけだか固定電話が鳴ったので出てみると,これが実家の親で。お互いの無事を喜びますが,田舎の親戚たちとはこの時点で連絡が取れずに困っている由。そうこうしていると,たまたまつながったケータイに,とある図書館に勤めている教え子からメールが。こちらの無事を先に伝えていたので,その返信がてらですが,無事でよかったよかった。あとはこの日,一献傾ける予定だった教え子に連絡がつかないのが心配で心配で・・・・・・。

賢弟が物資の調達と発送を申し入れてくれたのですが,輸送のための手段がほぼすべて絶たれてしまっているという・・・・・・。いろいろと欲しいものは思いつくのですが。

あまりにiモードがつながらないのに業を煮やした職員Cがクルマでわざわざ僕を訪ねてくれて,職員Bからの伝言を届けてくれます。主に明日以降の勤務について。勤務については震災と東京電力福島第一原子力発電所の両睨みで二度三度,変更が度重なったものですから,震災対応で疲れている頭には,もうわけがわからなくなってます(嘆息)。

すぐ近所に自衛隊の駐屯地があり,朝からひっきりなしに大型のヘリコプターが飛び,車両が出入りしていましたが,この日は夜の21時を過ぎても帰投してくるヘリがあります。お疲れさまです。

明日からは出勤せねばねえ,と22時前ですが早めに就寝します。


次回は3月14日のことを。

2011/08/01

3日目のこと(1)

承前

3月13日(日)になりました。

震災から3日目です。小用は近所の野ッ原でこっそりすませます(ごめんなさい!)が,朝方からもよおした大(ryはさすがに外に行くわけにもいかず,お風呂に残っていた残り湯を汲み上げて流します。1日に何度も出るわけじゃないですが,やはりこれは厳しい。残り湯も次第に減りますし,臭いは消臭スプレーを撒きまくりますが・・・・・・,あとはお察しください。

BGMをかけながら復旧作業開始。記録によれば,この日最初のBGMはニールセンの交響曲第4番「消しがたきもの(不滅)」だったようで,この選択は,さすがにやっぱり自分を鼓舞したかったんでしょう。

作業中,NHKがUstreamでも震災情報を流しているというので,テレビ,ラジオの傍らそちらにもアクセスします。というのも,NHK福島は県内の情報は詳しく流してくれるものの,宮城県や北関東にも知人親族が多数いるので,ローカルに切り替わっているときに首都圏で流れている情報も欲しかった故。UstreamのNHKに字幕情報が流れないのに気がついたのは随分後のことです。

昨日は近所の健康温泉が開店していた情報を確認していたので,今日も開いているかとつっかけで偵察に出かけてみたら,ありがたいことに開いている。いったんアパートに取って返して着替えとタオルを整えて風呂に入りに出かける。エラい混みようでしたが,それでも乏しい水量の中,何とか髪の毛を洗って(何しろ,風邪気味のときでも1日1回は髪を洗わないと,嫌な汗が出て気持ち悪くなってしまうんですよ)身体を洗い,湯船に浸かって手足を伸ばしてひと息つきます。いやー極楽(^^;)。

健康温泉から戻ると,ツイッター経由である教え子から「無事」の連絡が入ってます。この頃から,ツイッターでも個別にやり取りができる余裕が出てきたようです。しかし,余裕が出るのに時間がかかるのは,日頃の修行が足りないため,非常時に胆力が不足してるんじゃないかしら。反省材料です。

NHKラジオで近所のスーパーが開店する,という情報を聞きつけて早速,クルマを出します。ガソリンは幸いにも半分以上は残っていて,多少の遠出には問題がありませんが,ここはまず最も近所のスーパーに行きます。駐車場は空いていましたが,中は大勢のひとひとひと。震災の影響で輸送手段が絶たれているため棚には,お昼前ですがほとんど商品が残っていません。しかし,水の確保に難渋しているはずなのに,どのように工夫したのか,塩にぎりが惣菜コーナーに並んでいるじゃないですか! しかも僕が確保したのは,このとき最後の2パックのうちのひとつ。海苔も巻かれていない,梅干しが入っただけの塩にぎりにこれほど感激したのは,どう考えても人生で初めてのことです。

ふとスーパーの天井を見上げると,大きな穴がところどころに空いています。床を見ると,ガラスの瓶が壊れて中身が飛び散ったあとや,スプリンクラーが作動して水浸しになったらしい痕跡がところどころにあります。

さて,品物が何も無い棚を漁って,何とか食料(と割り箸と濡れナプキン)を確保しましたが,既にレジが文字通り長蛇の列。普段は絶対にありえないところに最後尾がいるという有様で,ここから20~30分は優にかかったのではなかったかなあ。そんなこともあろうかとウォークマン必携のはずが,うっかり忘れて行列が疲れること疲れること。ところが怪我の功名か,あちらこちらから聞くともなしに聞こえてくる「ご無事でしたか!」に始まる世間話が,実にいろいろと有益で助かる助かる。
「そこの大きな公園で給水やってるんですけど3時間待ちなんですよ」
「そう聞いたので,そこを避けて小さな公園に行ったらすぐに水もらえましたよ」
困ったことに市内の地理に疎くて,公園の名前を聞いても,それがどこだかわからない(泣 一番近いところの大きな公園に給水の行列ができていたことは昨日(12日)に一回りしたときに確認してあるので,ここは当てにできず,むしろ少し遠いところにクルマで行くのが正解か,というところまで頭をめぐらせたところでレジの順番が来ます。

さて,お昼ごはんにありつきます。

続く。

2011/07/31

翌日のこと(2)

(承前)

弱かった水道が,ついに断水。トイレどうしよう・・・・・・。風呂場に貯めてある水で当座はしのぐことに。

昼食の前後,ひとしきりweb周りをあちら見たりこちら見たりしていると,この時点で動き出しているところは早くも動き出していて,wiki使って情報の収集と提供を始めているところや,コメント欄に情報の提供を求めているblogなどを見つけます。被災の当事者になってみると,不思議なくらい必要な情報が見つからなくなります。ご近所付き合いが常日頃,密な方はこんなときでもあちらこちらから口コミが入るのでしょうが,僕のように普段は地域のコミュニティと一線を画しているような人間は,フォーマルなコミュニケーションが断線してしまうとちょっと厳しい。住処のすぐ隣りにある健康温泉がこの日,開いていたことすら後刻webだったかラジオの放送だったかで知ったくらいで。これは地域の情報拠点を標榜している施設の構成員としては反省材料であります。

午後も部屋の片付けを続行。


Img_104001

雪崩をうっていた本とカセットテープ,CDのケースを何とか片付けて,窓まで歩けるようになった記念(^^;)。

この頃から,断続的にケータイが圏外になっていたらしく,首都圏から帰宅できなくなっていた職員Aからのケータイの着信に折り返しかけ直しても繋がらない状態が続きます。

ちょっと時間を作って外出し,買い物ができそうなところを探してみるも,閉店しているか大混雑しているかのどちらかという状況。個人商店にあれだけ行列ができていては・・・・・・。

さすがに疲れて作業を一旦終了したのが17時過ぎ。本棚も端末の本体もキーボードも,そこここに傷が付いているのを見て,改めてすごい地震だったのだね,と実感します。


Img_104201

寝室に取り急ぎ雪崩た本を片付けたら,うっかり寝る所がなくなってしまったので,慌てて居間にスペースを確保して寝る支度をする。やれやれ。

非常勤で担当している司書課程の演習blogを更新して夕食は,震災前に酒の肴に買ってあったスモークチーズ。仕方がない。

19時過ぎに東京電力福島第一原子力発電所が大変なことになりつつあるらしい,という連絡が某所から入る。これはエラいことですよこれは・・・・・・。この日はテレビもラジオもつけっぱなしで作業しているから,おそらく耳に入っていたはずなのですが,いつ東京電力福島第一原子力発電所のことに気がついたのか,今となってはよく覚えていません。20時過ぎに,長女には1号機の外壁が吹っ飛んだことを伝えているから,18時頃には知っていた可能性はありますが。

取り敢えず,これで就寝。そうしたら長女から「電気が復旧!」というメールが届く。あちらは,あとは都市ガスが復旧すれば(これが4月20日すぎまでかかることになるとは,この時点では誰も想像だにしていない)。こちらは,とにかく水道がいつ復旧するか。この日は風呂を控えます。

次回更新では3日目(3月13日)のことを。

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