W.A.モーツァルト/ピアノ協奏曲第23番
W.A.モーツァルト/ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488@ロベール・カサドシュ&ジョージ・セル/コロンビア交響楽団(ソニークラシカル:SM3K 46 519)
そろそろ,人間に戻る作業を始めるよ(^^;)。まずは音楽から。長い長い道のりになるかもしれないけれども。
今日はフリッツ・ライナー/シカゴ交響楽団によるマーラーの「大地の歌」(BMG)を取り上げるつもりが,風呂に入ってるときに連想が右から左へ流れていって,気がついたらどういうわけだかカサドシュとセルのモーツァルトになっていたという。僕にとってモーツァルトは昔も今も変わらず,どうにも扱いにくい音楽なのに。
この演奏は1969年11月の録音。
CD(10,21,22,23,24,26,27を収録)を入手したのは恐らく10年以上前のことだが,その頃の印象は「オケはモーツァルトらしいけどピアノはいま一つ」だった(^^;)。で,いま聴いても,その印象は大きく変わらない。オケの醸しだす透明感や清潔感にピアノが追いついてないように聴こえる。それ故,このCDはカサドシュではなく,セルを聴くものとして存在価値があるのではないかという考えは,最初に聴いて以来現在まで変わらない。
ちなみにこの演奏と逆なのがルービンシュタインのこの曲の録音(BMG)で,ピアノは素晴らしくモーツァルトらしいのに,アルフレッド・ウォーレンスタインの指揮するオケがモーツァルトもへったくれもなく,ひたすらがなりたてているという体のもの。あのウォーレンスタインはひどかった(^^;)。
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