重野安繹
谷中霊園,漢学者・歴史学者であった重野安繹の墓。重野安繹(1827-1910)は元薩摩藩士で明治維新ののち,太政官で修史事業に携わる。その後,東京帝国大学教授に転じた。日本の歴史学に実証主義を取り入れた最初期の学者で,一次資料のない人物や逸話の存在を次々に否定してセンセーションを巻き起こし,世に「抹殺博士」と呼ばれた。
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