「わかりやすさ」とは
ショスタコーヴィチ/交響曲第15番イ長調作品141@ベルナルド・ハイティンク/ロンドン・フィル(デッカ:444 430-2)
1978年の録音。
ということは,この録音はこの作品が初演されてから,わずか6年後の録音ということになるわけだ(初演は1972年1月)。初演から40年経過していない現代音楽で,これほど市民権を得ている交響曲もそうあるものではないな。
ただまあ,見かけのわかりやすさに比べて,仕掛けのわかりにくさは並大抵の代物ではないわけだが(^^;)。そのあたり,「わかりやすさ」とはなんぞや,ということを考えるための格好の事例になっていると思うよ,ショスタコーヴィチの音楽は。
« 玲瓏な | トップページ | 日本図書館協会が公共図書館以外の図書館業務を「図書館類似業務」と名付けたことを,私はいつでも思い出すことができます »
「今日のBGM」カテゴリの記事
- 「わかりやすさ」とは(2010.07.06)
- 玲瓏な(2010.07.04)
- アマデウスの影(2010.06.30)
- 心を音に載せるテクニック・・・・・・(2010.06.29)
- インテルメッツォ(2010.06.26)
この記事へのコメントは終了しました。
« 玲瓏な | トップページ | 日本図書館協会が公共図書館以外の図書館業務を「図書館類似業務」と名付けたことを,私はいつでも思い出すことができます »
コメント