かくありたい
ブルックナー/交響曲第5番変ホ長調@オットー・クレンペラー/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(EMI:7 63612 2)
1967年3月の録音。
数ある5番の録音の中でも,また数あるクレンペラーの録音の中でも,知情意のバランスが見事に保たれた,稀有の名演。自主団体になったニュー・フィルハーモニアの技量にいささか陰りが見えていて,目立たないところで金管がこけたりする事故(^^;)はあるが,アンサンブルはまだまだ健在であり,何よりもクレンペラーの充実ぶりが些細な事故を完全に上回る。終楽章の説得力は他の演奏の追随を許さない。
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