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「貸出至上主義者」度チェックβ版

ココログ


ほし2

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2010年6月の記事

2010/06/30

アマデウスの影

フォーゲル/交響曲集@ラインハルト・ゲーベル/バイエルン・カンマーフィル(エームズ:OC735)

 2008年9月16日から19日の録音。
 ヨーハン・クリストフ・フォーゲル(1756-1788)はW.A.モーツァルトと同年生まれのドイツの作曲家。ニュルンベルクで生まれ,ドレスデンで学び,パリに出たそうな。パリでは歌劇が成功を収めたようだが,アル中が祟って32歳で早世する。この3曲の交響曲集(ニ長調,変ホ長調,変ロ長調)は1786年にパリで作曲されたもので,いずれも急-緩-急の3楽章から構成される。ヨハン・クリスティアン・バッハとヨーゼフ・ハイドンの間に位置するような,陰翳には乏しいものの流麗で華やかな作風である。
 ムジカ・アンティクヮ・ケルンのラインハルト・ゲーベルが,意外にもロココ風味の華麗な解釈で好演を聴かせている。

2010/06/29

心を音に載せるテクニック・・・・・・

ベートーヴェン/交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」@オトマール・スウィトナー/NHK交響楽団(キング:KICC3079)

 1986年12月12日,NHKホールでのライヴ録音。当日のプロは「田園」と「運命」の二本立てで,それがこのCDにそっくり収められている。
 スウィトナーのスタジオ録音は,これはライヴかと思えるほど熱気がこもっていて,それが却って一本調子に陥ったり,暑苦しく息苦しい演奏になりがちなところがある。しかし,このライヴは余計な肩の力が抜けているようで,安定した,それでいて音楽が生き生きとしている好演に仕上がっている。
 またN響がN響らしからぬ(失礼)いい音とアンサンブルでスウィトナーに応えているのが,なるほどスウィトナーは,日本では聴衆からもオケからも愛された指揮者だったのだな,と,1978年あたりからラジオやテレビでスウィトナーとサヴァリッシュがN響を振ったときの好演を聴いてきた身として,改めて感じ入る次第。ただ,スウィトナーの指揮姿は意外に格好悪くて(^^;),ベルリンの壁崩壊後,バトンテクニックが原因で西側のオケで活躍できなかったという噂があったことをも,ちと苦い思いとともに思い出す(sigh)。

2010/06/26

インテルメッツォ

ブラームス/間奏曲集@グレン・グールド(SONY BMG:8697147602)

 1960年9月と11月の録音。
 LP時代のカップリングの再現というグールドのCDシリーズから。ブラームスの作品76,117,118,119から各々間奏曲ばかり取り出して弾いているという,如何にもグールドらしい1枚。
 なんか,もっと陰々滅々とした雰囲気の1枚を想像していたのだが,ブラームスの老成はよく表現されているものの,思った以上に生命力を感じる(^^;)。春先の,まだ雪が残る地面にひょこっと顔を出したふきのとうのような生命力。思い起こせば,この録音時グールドは30歳にもなっていなかった・・・・・・。

2010/06/24

情緒纏綿

チャイコフスキー/交響曲第6番ロ短調作品74「悲愴」@ヴィレム・メンゲルベルク/アムステルダム・コンセルトヘボウ管絃楽団(テルデック:WPCS-4327/4330)

 1941年4月22日の録音。
 日本発のマニアックな(^^;)4枚組に収録されている1941年録音のメンゲルベルクの「悲愴」。1937年録音に比べて音がよくなっており,1937年録音では聴き取りにくかった楽器もこちらではあれこれ聴こえてくる。
 メンゲルベルクの演奏は1937年盤と基本的に同じ。鍛え上げられた練達のアンサンブルをメンゲルベルクが様式美にまで昇華した表現で自在にドライブし,情緒纏綿たる絃のポルタメントとテンポの自在な揺れが「悲愴」の,チャイコフスキーの過剰な身振りを見事に表現している。終楽章の演奏時間が1937年盤より約1分伸びたおかげで,1937年盤では「不満が残る」と評価された終楽章がいよいよこれでもか,と言わんばかりの情緒の洪水になっている。

2010/06/20

勢いをとる

ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調作品67@セルゲ・クーセヴィツキー/ロンドン・フィル(IMG:5 75118 2)

 1934年9月3日,4日の録音。
 アンサンブルの精度より勢いをとった演奏。当時の手兵だったボストン交響楽団ではなく,ロンドン・フィルを起用しての録音,ということもあるのだろう。もっとも,クーセヴィツキー(1874-1951)の他の録音を聴いても,アンサンブルに気をつけるタイプの指揮者ではないようだが(^^;)。終楽章の冒頭,テンポを落として荘重に第1主題を始め,それが少しずつガッ,ガッとテンポが上がっていくやり方が,さらにコーダで繰り返されるのが芝居がかってて面白い。

市民が参画するNPO,公共図書館を経営する

公民館と図書館を市民と協働で運営へ、運営母体の設立支援も/藤沢市:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1006160010/

 この見出し通りの「協働で運営」が実現すれば,なかなか意欲的な試みだし,是非そこまで実現して実績を上げて欲しいところだが,業界の風当たりも強いだろうなあ,と想像する(^^;)。理想は掲げたものの,単なる人件費の削減で終わってしまうかどうかが試金石,か。それと,NPOと自治体の役割分担として「市は図書館行政にかかわる基本計画の策定・進行管理、コンピューターシステムの維持管理などを担当し、NPOとの役割分担を明確にする。」と記事にはあるが,果たしてどこまで明快な線引きが可能なのか,注視していきたいところ。

 もちろん,これまでの経緯から斯様な事例を批判することが生命線となっている団体・個人はむしろ批判すべきで,いたづらに空気を読まれて日和見されても仕方がないし,その批判をぶち上げること事態がそのような団体・個人の存在価値でもあるわけだし,「批判には意味がない」ではなく,それらの団体・個人が拠って立つ「公共図書館」観の腑分けこそ,これからの僕らにとっては重要な営みとなってくるはず。それ故,それらの団体・個人は是非MLのような内々(^^;)で,仲間内にしか通用しない符牒のような言葉で批判するのではなく,天下の公器たる雑誌を使って堂々と批判する論陣を張って欲しい。これまでのような「ためにする批判」「身内褒め」「予め予定された結論」ではなく,きちんとした意味を持った言葉の応酬が,これからの図書館業界には必要なのだ。

 その意味で特に注目しているのは「三角点」改め「談論風発」に立て籠る,パターナリズムを旨とする貸出至上主義者,またその流れを汲む業界人による藤沢市批判がきちんとした形で出るかどうか,である。それはもちろん,出しっぱなしに終わらせるのではなく,「天下の公器」らしく意味を持った言葉の応酬が継続的に掲載されなければならないが,果たしてその気概を現在の業界誌編集者が持っているかどうか。

2010/06/18

迷いが無い

F.J.ハイドン/交響曲第88番ト長調Hob.I88@オイゲン・ヨッフム/ベルリン・フィル(DG:474 364-2)

 1961年10月の録音。
 爽快で実に押し出しのいい,堂々とした演奏。私のハイドンはこれだ,ということで迷いが無い(^^;)。素敵なハイドンである。

2010/06/16

爽やかだー

ヴァーグナー/交響曲ハ長調@アリ・ラシライネン/ノルウェー放送交響楽団(フィンランディア:3984-23400-2)

 1997年9月の録音。
 リヒャルト・ヴァーグナー19歳の若書き。どこをとってもベートーヴェンの7番のそっくりさん(^^;)で,シューベルトの初期交響曲のような爽やかさと温かみを持った,親しみやすい作品に仕上がっている。この曲のスコアをメンデルスゾーンに送ったら無視されたとかで,これがヴァーグナーが反ユダヤ主義を支持するようになった遠因,という噂もあるほどの自信作だったようではある。
 とはいえ,「トリスタン」や「マイスタージンガー」「リング」に聴かれるヴァーグナーらしさは皆無なんじゃないかな(^^;)。

 ラシライネンの演奏は,青春の爽やかな音楽のツボを抑えた好演。

2010/06/12

善戦

ショスタコーヴィチ/交響曲第15番イ長調作品141@ヘルベルト・ケーゲル/ライプツィヒ放送交響楽団(ヴェイトブリック:SSS00039-2)

 1972年11月7日,ライプツィヒでのライヴ録音。
 この作品,初演が1972年1月8日だから,かなり早い時期の演奏であり録音である,ということになる。オケがあちこちでヘタレているのは,オケがちと非力な上に作品に慣れていないということがありそうだが,ケーゲルもそんなオケをギリギリ締め上げて何とかいい演奏をしようとしているし,オケもそれに応えて善戦はしている。終楽章の金管がヘタっているのも,解釈の一環かと思わせかねないような迫力である。

2010/06/11

国立国会図書館のOPACで所蔵しているアナログレコードの書誌が検索可能に

NDL-OPACで国内刊行アナログレコード全件の書誌データが検索できるようになりました | 国立国会図書館-National Diet Library
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2010/1189294_1531.html

 おお,久し振りに出番が来た(^^;)。早速,検索をかけてみる。NDL-OPACで「音楽録音・映像」をチェックして「/マーラー/」で検索してみると,598件と結果が出る。NDL-OPACは結果が200件を超えると「絞り込み再検索を行ってください」と出るが,今回は書誌データそのものを確認するのが目的なので,取り敢えずこれでよし。

 その検索結果を出版年の古い順に並べ直して,任意の何件かを眺めてみると,これが精粗のばらつきが激しくていったいどうなっているんだか,という(^^;)。例を挙げてみる。


http://opac.ndl.go.jp/recordid/000008890133/jpn
請求記号     YMC-6-8-16/8-17
資料種別     録音資料
タイトル      マーラー
出版地       [東京]
出版者       日本コロムビア∥ニホン コロムビア
出版年       1986.2
形態         録音ディスク2枚 ; 12cm
発売番号(録音映像)      60C37-7828
発売番号(録音映像)      60C37-7829
書誌ID      000008890133

えーと(^^;)。これで何が録音されているかわかるひとは,余程のマニア。内容の手がかりはタイトルの「マーラー」と,発売番号として登録されている「60C37-7828」「60C37-7829」というカタログ番号のみですから。このカタログ番号を頼りにググッてみると,ようやくこれがエリアフ・インバル/フランクフルト放送交響楽団によるマーラーの交響曲第3番のCDであることがわかる,という。となると「日本コロンビア」は間違いじゃないけど,レーベルとしては「DENON(デンオン)」という記録が必要かな。パッと見,CDかどうかもわからないような書誌データである。実は日本目録規則1987年版改訂3版など見ると,特定資料種別は「録音ディスク」「録音カセット」などとして記録するもので,「CD(コンパクトディスク)」という形態は記録する必要がないような書きぶりなのだが,それは目録規則を細部まで知らないひとには不親切というものであろう(^^;)。

もちろん,わかりやすいデータもある。


http://opac.ndl.go.jp/recordid/000008915431/jpn
請求記号       YMC-98-11-18
資料種別       録音資料
タイトル        マーラー
出版地        [東京]
出版者        ユニバーサル ミュージック
出版年        1992.10
形態          録音ディスク1枚 ; 12cm
レーベル名      グラモフォン
注記 収録方式:DDD/ライヴ収録, 収録時間:75分02秒, 収録年月:87.9
注記 ジャンル:クラシック・交響曲
内容細目       交響曲第5番嬰ハ短調
内容細目       レナード・バーンスタイン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
発売番号(録音映像)       POCG-1591
書誌ID        000008915451

「録音ディスク」をCDだと飲み込んでしまえばわかりやすいデータである。レーベル名として「グラモフォン」と入ってるが,「ドイツ・グラモフォン」ならなおよかった(^^;)。個人的には,タイトルが「マーラー」で内容細目が「交響曲第5番嬰ハ短調」という記述は少々解せないものがあるが,国会図書館がこのCDの書誌を作成した際の目録規則の規定に拠っているものだろうか。

なおアナログレコードを探すつもりが「/マーラー/」で検索かけた結果は,どうやらCDのみであるのはご愛嬌(^^;)。そこでアナログレコードがありそうな「ベートーヴェン」で検索かけてみたがダメで,「ベートーベン」で検索かけなおして,1975年までのものに絞ったら,こんなものが出てきた。


http://opac.ndl.go.jp/recordid/000008860672/jpn
請求記号       YMAS-N-8-4 ; YMAS-N-8-7
資料種別       録音資料
タイトル        交響曲第五番ハ短調."運命"ベートベン曲作品67.ワインガルトナー指揮.ロンドン フィルハーモニー交響楽団.日本コロムビア、1949.4 教育レコード、中学校第3学年鑑賞用、17.
出版地        東京
出版者        コロムビア∥コロムビア
出版年        1949
形態          録音ディスク4枚 : アナログ(SP), 78rpm ; 30cm
発売番号(録音映像)       CX-39
発売番号(録音映像)       CX-40
発売番号(録音映像)       CX-41
発売番号(録音映像)       CX-42
書誌ID       000008860672

フェリックス・ワインガルトナーが1933年に録音したベートーヴェンの「運命」の4枚組SPレコードである。ワインガルトナーが4度録音した「運命」の最後のもので,しかも中学3年生用の鑑賞教材ときた。機会があったら,現物をしげしげと眺めてみたいものだ(sigh)。

 ・・・・・・ふと思ったが,ひょっとして日本人の古い歌手を探した方が面白かったのかもしれない。また時間を見つけて,遊んでみることにしましょう(^^;)。

2010/06/10

尋常ならざる

J.S.バッハ/音楽の捧げものBWV1079@ヘルマン・シェルヘン/9人のソリスト(ウェストミンスター:MVCW-18015)

 1951年の録音。
 シェルヘンはいつも,ベートーヴェンやマーラーのライヴに聴かれるような,ネジが2,3本ふっとんだようなヘンテコリンな演奏ばかりしていたわけではない(^^;)。「3声のリチェルカーレ」で始まり「6声のリチェルカーレ」で終わる曲順で,2つのリチェルカーレも室内楽に編曲されている,ロジェ・ヴュアタという作曲家の編曲にかかる,この「音楽の捧げもの」では,室内楽編成のアンサンブルを精密に丁寧に生真面目な解釈で練り上げている。録音のせいもあってかなり神経質な感じに聴こえるが,決して奇矯ではなく,「こーゆうものかも」という説得力のある演奏である。

2010/06/08

晦渋という言葉を音楽化する

レーガー/シンフォニエッタ作品90@ハインツ・ボンガルツ/ドレスデン・フィル(ベルリンクラシックス:0091222BC)

 1972年11月の録音。
 「シンフォニエッタ」(小交響曲)なのに堂々50分もかかる大作である(^^;)。レーガーが「交響曲」書いたら,いったいどれくらい大きな交響曲を作曲したのやら。
 音楽はいつものレーガーで,纏綿たる流れがどこへ連れていかれるのか,さっぱりわからないという趣き。晦渋というか難解というか,旋律が無いとは言わないが引き立つ旋律が無いので,形式感も定かじゃなくなるし。分厚い響きがどこまでも押し寄せてくるし,起承転結のカタルシスが聞き取れないのですよねえ。
 かくして,レーガーを聴くときは全体の統一感などよりも,部分部分の充実を聴いてお終い,ということになりかねない。この録音,終楽章のコーダで浮き上がるトランペットはルートヴィヒ・ギュットラーだろう,とか。

2010/06/07

「古き良きアメリカ」のリアリズム

アイヴズ/交響曲第3番「キャンプ・ミーティング」@ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(BMG:BVCC-38301)

 1968年10月3日の録音。
 新しいものに対する嗅覚がすぐれていたらしいグスタフ・マーラーがニューヨークで偶然写譜を見て,自分で演奏するべくスコアを持って帰ったという逸話のある交響曲。アイヴズの根暗な部分が色濃く出ている,「交響曲」としては破格な作品なのだが,そのあたりがやはり破格な作曲家だったマーラーの琴線に触れるところがあったのだろう。

 この,雲をつかむような音楽を,リアリストのオーマンディが「古き良きアメリカ」な雰囲気で演奏しているところが,面白いところである。

2010/06/06

奇をてらわない

J.S.バッハ/無伴奏チェロ組曲BWV1007-BWV1012@ラルフ・カーシュバウム(ヴァージン:5 61609 2)

 1993年1月の録音。
 カーシュバウム(1946-)はアメリカ生まれのチェリスト。僕はNHK-FMで偶然聴いたシューマンのチェロ協奏曲のライヴ(ジェフリー・テイトとECOの共演)で感心して以来,このひとが好きなのだが,スター街道を走るタイプではないようで,録音もメジャーにあるわけでもない。中では,このチェロ組曲集が思った以上に聴かれていて,しかも評価が高いみたいで何より。奇をてらわない,しっかりした様式への感覚と,誠実な解釈が何とも爽やかで心地よい演奏である。

2010/06/03

若書き

ブルックナー/ミサ・ソレムニス変ロ短調WAB29@カール・アントン・リッケンバッハー/バンベルク交響楽団(ヴァージン:5 61252 2)

 1990年2月と11月の録音。
 1854年に作曲された,ブルックナー最初の管弦楽伴奏を伴なう,演奏時間30分ほどのミサ曲である(ミサ曲第1番ニ短調WAB26とは別の曲)。ザンクト・フローリアン修道院に新しい院長が就任する,その就任式で演奏するために作られ,作曲家が30歳の誕生日を迎えた直後の1854年9月14日に行われた就任式で初演された。翌1855年7月にブルックナーがジーモン・ゼヒターのところへ弟子入りすべく訪問した際に持参したのがこのミサ曲で,ゼヒターはこの作品を見てブルックナーの弟子入りを承諾した。
 ブルックナーとしては初期の作品になるが,後年の交響曲における壮大なスケールこそ無いものの,祝典を飾るに相応しい壮麗さと力強さを充分に感じることのできる佳作である。

 ・・・・・・ただしこのCD,ジャケットの表示などでは全12曲にトラックが切られているようになっているが,実際には1つのトラックに全12曲が放り込まれているという。インデックスが切られているわけでもなく,各曲の頭出しが非常に不便という(>_<)。リッケンバッハーの演奏はなかなかいいので,この編集ミス(?)は惜しまれる。

2010/06/02

かくありたい

ブルックナー/交響曲第5番変ホ長調@オットー・クレンペラー/ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(EMI:7 63612 2)

 1967年3月の録音。
 数ある5番の録音の中でも,また数あるクレンペラーの録音の中でも,知情意のバランスが見事に保たれた,稀有の名演。自主団体になったニュー・フィルハーモニアの技量にいささか陰りが見えていて,目立たないところで金管がこけたりする事故(^^;)はあるが,アンサンブルはまだまだ健在であり,何よりもクレンペラーの充実ぶりが些細な事故を完全に上回る。終楽章の説得力は他の演奏の追随を許さない。

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