ハイフェッツはいつもハイフェッツ
ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61@ヤッシャ・ハイフェッツ&アルトゥール・ロジンスキ/フィルハーモニック・シンフォニー・オーケストラ(ミュージック&アーツ:CD1102)
1945年1月14日の録音。音は良好。
指揮者がロジンスキだから,オケはニューヨーク・フィルだろうが(^^;),ハイフェッツのヴァイオリンは常にハイフェッツのヴァイオリンだなあ,と。高校時代の知人にハイフェッツの大ファンがいて,如何にハイフェッツが素晴らしいヴァイオリニストであるかを多少なりとも叩き込まれた(^^;)身であるが,それにしても「鋼鉄のヴァイオリン」だと思う。速いテンポで颯爽と進むベートヴェンである。
昔の慣習で第1楽章が終わると拍手が入るが,第1楽章コーダの追い込みはなかなかに凄まじい。
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