細かいことを言ったらキリがない
マーラー/交響曲第2番ハ短調@レオポルド・ストコフスキー/ロンドン交響楽団(BMG:BVCC-38010/38011)
1974年7月22,25,27日と8月10,11,14日の録音。
ストコフスキー(1882-1977)92歳の時の録音。さすがに壮年期の引き締まったドライヴ感は失われ,オケのアンサンブルもゆるゆるになっているが,それでも80分を超える交響曲をスケール大きく,表情豊かに破綻なく聴かせる腕前は大したもの。テンポ感がぐずぐずになっていないのはさすがとしか言い様がない。まさに「人生の夕映え」と形容するに相応しい演奏である。
「今日のBGM」カテゴリの記事
- 「わかりやすさ」とは(2010.07.06)
- 玲瓏な(2010.07.04)
- アマデウスの影(2010.06.30)
- 心を音に載せるテクニック・・・・・・(2010.06.29)
- インテルメッツォ(2010.06.26)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント