チャイコフスキー/交響曲第5番
チャイコフスキー/交響曲第5番ホ短調作品64@アルトゥール・ロジンスキ/ロイヤル・フィル(ウェストミンスター:MVCW- 14010/14011)
1954年10月2日,3日の録音.
GoogleIMEが一発変換してくれなかった(^^;)ロジンスキ(1892-1958)は優れたオーケストラ・ビルダーとして鳴らした指揮者.アンサンブルを絞り上げた上でオケを強烈にドライヴし,いわゆる「出る所は出る」情感たっぷりな演奏を聴かせた.この曲でも第2楽章,第3楽章で「モットー」主題が立ち戻ってくる際の叩きつけ方がすさまじく,それまでの緩徐楽章なりワルツなりの雰囲気が完全に吹っ飛んでしまう(^^;).終楽章は真ん中がバッサリ切られていて面食らうが,これは時代性の刻印と言うものか.
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