ブラームス/交響曲第3番
ブラームス/交響曲第3番ヘ長調作品90@ディミトリ・ミトロプーロス/アムステルダム・コンセルトヘボウ管絃楽団(オルフェオ:C458971B)
1958年8月10日,ザルツブルク音楽祭でのライヴ録音.
あちこちで細かくテンポを動かし,ためを作ったり急加速してみたり急ブレーキをかけてみたり.オケがミトロプーロスの流儀を飲み込んでいるのか,よく棒に付いていってるのがさすが,である(^^;).普通はこれだけ小さな減速と加速を繰り返すと野暮ったくなるものだが,ミトロプーロスの場合はこれが小粋な風情に聴こえる.終楽章の表情付けなど,万人受けする名盤ではないが,聴き所はたっぷりある(はず).
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