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2009年9月13日 - 2009年9月19日の記事

2009/09/19

マーラー/大地の歌

マーラー/交響曲「大地の歌」@ケント・ナガノ/モントリオール交響楽団(ソニークラシカル:88967508122)

 2009年1月13-15日,2月15日の録音.えらく正直な録音データで,1月13日と14日がライヴ,1月15日はスタジオ,2月15日はテノールの多重録音との由.
 しかし,のっけからテノールがオケに埋没しておる(>_<).やわらかすぎる,というのか,なかなかの美声だとは思うのだが,オケがフォルテになると歌がほとんど聴こえてこないのである.これはナガノの解釈なのか,とか勘繰ってしまう.そして偶数楽章はアルトではなくバリトンが歌うが,これがやはり地味(^^;).フィッシャー・ディースカウくらい存在感のある歌手が歌わないと,どうしても華やかさに欠けてしまうのは止むを得ないが(ラトル盤もそうだった),それにしても陰陰滅滅として聴くのが辛くなる.オケが色彩的で華やかなので,余計に声楽陣の非力さというか,オケに対峙して自らを押し出すところが無いというのは,この作品の演奏としては厳しい.

ベートーヴェン/田園

ベートーヴェン/交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」@パーヴォ・ヤルヴィ/ドイツ・カンマーフィル(ソニーBMG:88697542542)

 2007年12月15-17日の録音.
 これまで聴いたパーヴォ・ヤルヴィのベートーヴェンはどれも感心しなかったが,今回,何故かこの「田園」は悪くない(^^;).恐らく,ベートーヴェンの音楽がここでは,パーヴォの過剰な演出を許容できる性質のものだからだろう.テンポは速いが無味乾燥だったり攻撃的だったりする表情付けではなく,颯爽とした新鮮な雰囲気を感じさせるベートーヴェンである.
 ただし,カップリングの第2番は相変わらず僕には合わない(-_-;).編成が小規模だからって,これほどティンパニが角々しく,うるさくなくてもいいじゃないかと思う.

ベートーヴェン/交響曲第7番

ベートーヴェン/交響曲第7番イ長調作品92@カール・ベーム/ヴィーン・フィル(アルトゥス:ALT065)

 1980年10月6日,昭和女子大学人見記念講堂の杮落としでのライヴ録音.
 日本でのカール・ベーム(1894-1981)の,最後の交響曲演奏の記録である.僕は1980年当時,テレビでこの演奏を見た記憶があって,ベームの今にも崩れ落ちそうな指揮姿を目の当たりにして「ベームもいよいよ衰えたか(sigh)」とがっかりしたのを覚えている,実際,ベームは既に86歳だったのだし,翌1981年の8月に亡くなったのだった.

 しかし,今こうして音だけ聴いていると,意外にも(失礼)音楽の骨組みはしっかりしているのである.よぼよぼの指揮姿が目に焼きついているためか,このときの演奏までもオケが(コンサートマスターはゲルハルト・ヘッツェルだったのではなかったか)自発的に音楽を支えて乗り切ったかのような記憶が残っていたのだが,それはとんでもない話であった.テンポは確かに遅くなっていてリズムやアンサンブルの縦の線はあちこち緩み,終楽章には明らかに疲れが感じられるけど,それでも「最後の録音」になったベートーヴェンの第9ほども弛緩していない.ギュンター・ヴァントのように最後までテンポがほとんど弛緩しなかった高齢の指揮者の方が珍しいのであって,この第7番は本当に立派な演奏である.この演奏を当日,人見記念講堂で聴くことの出来た方がうらやましい(sigh).

2009/09/17

ブルックナー/交響曲第7番

ブルックナー/交響曲第7番ホ長調@クルト・ザンデルリンク/シュトゥットガルト放送交響楽団(ヘンスラー:CD93.027)

 1999年12月の録音.
 渋すぎるぐらい渋い,ザンデルリンク(1912-)晩年のブルックナーである.オケから自分好みの音を引き出す術に長けているから,放送オケからでも見事なまでにザンデルリンクの世界を組み上げる.ハース版を使っているのか,第2楽章のクライマックスでも打楽器が鳴らないので,ますます渋く地味な演奏になる.まあ壮大な迫力,ということもないが,終わってみると充実した演奏を聴いたという満足感が残る演奏である.

2009/09/16

ブラームス/交響曲第2番

ブラームス/交響曲第2番ニ長調作品73@セルジュ・チェリビダッケ/シュトゥットガルト放送交響楽団(DG:POCG-10156)

 1975年4月11日のライヴ録音.
 チェリビダッケというひとは,時々3連符をやたらと強調することがあるのだけど(例えばブルックナーの「ロマンティック」終楽章のコーダ.3+3のアクセントをがちがちに強調してそれが果てしなく続く),この作品でも強奏部で時々それをやる(^^;).嫌でも耳がそばだてらる仕掛けだ.おまけにそんな強奏部以外はひたすら静かにこの曲を弾かせるのだ.神経が隅々まで行き渡らざるを得ない演出を施して,張り詰めた雰囲気を醸し出す.
 ちなみにチェリビダッケ独特の呻り声はもちろん健在(^^;).突然ギアチェンジして加速する終楽章のコーダでは追加されたオーケストレーションのようだ.

2009/09/14

ベートーヴェン/英雄

ベートーヴェン/交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」@ピエール・モントゥ/ヴィーン・フィル(デッカ:440 627-2)

 1957年の録音.
 いわゆる「デッカのハイ・ファイ」ってのはこーゆう音でやしたかい,という(^^;).低絃の音がやたらと生々しい.ピアノの中にマイクを突っ込んだような,オケの音が鳴る.
 モントゥの指揮は相変わらず「何も足さない,何も引かない」やり方に見せながら,実に大きな音楽を引き出してくる.どこをどういじくりまわしているようにも聴こえないのに,聴こえてくるのは力強く決然と,なおかつキビキビとリズムを刻む,溌剌とした音楽であり,とても80歳を越えた指揮者の奏でる音楽とは思えない.

2009/09/13

ベートーヴェン/運命

ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調作品67@フェレンツ・フリッチャイ/ベルリン・フィル(DG:POCG-3074)

 1961年9月の録音.
 フリッチャイが病に倒れたため完成しなかったベートーヴェン全集の1枚.全体的にテンポが重くて38分余りもかかっている.特に第2楽章は13分以上かけており,何でもLP時代の最長を記録しているとか.しかし,その重く遅いテンポがこれだけ必然を持って鳴り響いている演奏もないのではないかと.大変に充実し,情報量の多い音符が凄然と並べられている音楽である.晩年,フリッチャイが「フルトヴェングラーの再来」と称されたことを偲ばせるに足る,貴重な遺産.

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