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2009年8月30日 - 2009年9月5日の記事

2009/09/05

ヴィヴァルディ/フルート協奏曲作品10の4

ヴィヴァルディ/フルート協奏曲ト長調作品10の4@セヴェリーノ・ガッツェローニ&ドナート・レンツェッティ/RTSI管絃楽団(エルミタージュ:ERM 130-2)

 1983年1月13日の録音.
 ガッツェローニ(1919-1992)はイタリアのフルート奏者.確か柴田南雄がその著書で音の大きさと華やかな演奏について触れていたことがあったかと記憶する.30年にわたってRAIのオケの主席フルート奏者を務め,またイタリアをはじめとする現代音楽の作曲家から数々の作品を献呈されている.教え子にはジャズ・プレイヤーのエリック・ドルフィーがいるとか.現代音楽の果敢な紹介者のひとりで,このCDにも収録されているエドガー・ヴァレーズの「密度21.5」や福島和夫の「エカーグラ」などを盛んに演奏している.一方でこのCDで過半を占める古典の作品もよく取り上げている.
 この演奏,どこからどこまでも明るい華やかな演奏.モダーン楽器のオケはまったく鈍重だが(ベートーヴェンでも演奏しているんじゃないかという,引きずるようなレガートだ(^^;)),ガッツェローニのフルートはどこまでも明るく華やかで,陰影なんざくそくらえという,ヴィヴァルディに相応しい(?)カラッとした演奏に仕上がっている.

 ・・・・・・それにしても,何でガッツェローニの輸入盤CDが近所のブックオフに250円で棚に並んでいたんだ? 恐らくは既に忘れられて久しい演奏家だと思うのに.CDコレクターとしては,ちといたたまれない気持ちにもなるのだが・・・・・・.

2009/09/04

ラヴェル/クープランの墓

ラヴェル/クープランの墓@アン・ケフェレック(ヴァージン:5 61489 2)

 1990年10月の録音.
 まあしかし,ラヴェルという作曲家は,つくづく通人だと.「粋」のひとだと.特にピアノ曲では,何というか,非常に人工的な,技巧的な細工物のような響きを,自然な響きに聴かせてしまうのだよねえ.何しろ,ピアノ曲をオーケストレーションしたら,それが最初からオケ曲として作曲されたかのように聴こえてしまうのは,ラヴェルの自作編曲くらい.それほど,元のピアノ曲は人工的に細工を施しているに違いないのに,これがまた随分と自然に美しい響きが奏でられていくのだから,これはもうたまったものではないわけで(^^;).
 ちなみに,ラヴェルは音楽で「何か」を表現している作曲家じゃないですよ.音楽で「音楽」を表現しているんです.

2009/09/02

リヒャルト・シュトラウス/アルプス交響曲

リヒャルト・シュトラウス/アルプス交響曲作品64@デイヴィッド・ジンマン/チューリヒ・トーンハレ管絃楽団(アルテ・ノヴァ:74321 98495 2-4)

 2002年2月11日-13日の録音.
 オーケストラに加えて,風の音を模すウィンド・マシーンなる機械まで動員しての,音によるアルプス登山一大絵巻である.案外,何処かで聴いたような動機がそこここに散りばめられていて,夜明けの描写がチャイコフスキーの「悲愴」だったり,ウルトラセブンの動機(違います)が景気よく吹き鳴らされたり,と描かれている内容と関係ないところでも楽しめるように出来ているところが,シュトラウスの職人芸というヤツです.
 演奏は,正直僕はカラヤン盤(DG)以外の演奏は誰のものを聴いても物足りないので,このあまり過剰に演出しない,あっさり目の演奏も悪くは無いのだが,という程度.

2009/09/01

ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲

ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61@ブロニスラフ・フーベルマン&ジョージ・セル/ヴィーン・フィル(ナクソス:8.110903)

 1934年6月20日の録音.
 フーベルマン(1882-1947)は20世紀前半を代表するヴァイオリニストのひとり.神童上がりで,13歳のときにブラームスを感動させて,新作を書かせる気にさせた逸話がある(ブラームスはほどなく病没し,新作は書かれずに終わる).他のヴァイオリニストからは隔絶した,独自の世界を築いた個性の強い演奏家で,とにかく鋭角的な音と奏法のヴァイオリニスト,という印象である.この録音でも,清潔で端正なセル(当時の発音?なら「スツェル」か)の指揮と切り結び,冷え冷えとした凄みを聴かせる.青白い炎であるか.

2009/08/31

シューマン/ピアノ協奏曲

シューマン/ピアノ協奏曲イ短調作品54@ゲザ・アンダ&ラファエル・クーベリック/ベルリン・フィル(DG:415 850-2)

 1963年ごろの録音.
 シューマンには似合わないんじゃあないか,という威風堂々たる演奏なのだが,どこかシューマンの青臭い哀愁を漂わせることを忘れていない(^^;),という好演.取り立ててどこをどういじっているわけでもないのだが,厚みのある音楽と隙の無いアンサンブルが見事である.

2009/08/30

ヴェーベルン/カンタータ第2番

ヴェーベルン/カンタータ第2番作品31@ピエール・ブーレーズ/ロンドン交響楽団(ソニー:SM3K 45845)

 1969年5月28日の録音.
 ヴェーベルン(1883-1945)の最後の番号付き作品.15分ほどの作品だが,これでもヴェーベルンの作品としては演奏時間が長いほうである.ひとつの音にマーラーの交響曲の1楽章ほどの意味を込めている,と言われたほど極端に身振りの少ない音楽がヴェーベルンの身上だが,晩年の作品は単純化と規模の拡大がすすんでいたらしい.もっとも「単純化」というのは技法上の話で,作品を聴いても単純とは思えないのが,まるでレーガーと同じ(^^;).最後まで感情を排した音楽以外の何者でもない「音楽」である.

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