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2009年8月16日 - 2009年8月22日の記事

2009/08/21

尾高尚忠/チェロ協奏曲

尾高尚忠/チェロ協奏曲作品20@岩崎洸&若杉弘/日本フィル(EMI/タワーレコード:QIAG-50031/50032)

 1971年7月23日の録音.
 1944年の作品で,チェリストの倉田高(1913-1945)のために書かれたもの.尾高尚忠(1911-1951)と倉田は妻が姉妹で義兄弟になる(ちなみにふたりの妻である尾高節子,倉田陽子の姉が女優の長岡輝子である).戦後の混乱の中で倉田も尾高も早世してしまい,この作品をふたりは録音はおろか演奏もほとんどできなかったのではあるまいか.
 作品は,尾高の絶筆になったフルート協奏曲と似た,(貴志康一のヴァイオリン協奏曲とは異なり)日本的な音階を前面に押し出して使っているわけでもないのに何となく日本の音楽のような趣きを醸し出す音楽.しかし,フルート協奏曲に比べると長大で(この録音で演奏時間が38分ほど)より劇的である.日本育ちのチェリストは是非レパートリーにして欲しい.
 演奏はこの大作の魅力を伝えて過不足無い.岩崎のチェロ,若杉の指揮ともどもエネルギッシュで清新さに溢れている.

2009/08/20

ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲

ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61@ヤッシャ・ハイフェッツ&アルトゥール・ロジンスキ/フィルハーモニック・シンフォニー・オーケストラ(ミュージック&アーツ:CD-1101(2))

 1945年1月14日の録音.オケはNYPですかね?
 しかし,ハイフェッツ(1901-1987)も音楽の内面というものを峻拒し続けた演奏家で,そのあたりの方法論というか解釈の在り様というのはカラヤンやヴラディミール・ホロヴィッツと同様だったんじゃないかなあ,と,このあまりにも屹立したテクニックの凄絶さを聴く度に思う.ハイフェッツやホロヴィッツは,そのあまりなテクニックのおかげで他を寄せ付けぬ存在になりえたわけだけど,指揮者カラヤンの場合は如何にテクニックが隔絶していようとも,他者が天衣無縫にカラヤンと同じ音楽上の効果を達成してしまう(しかも得てして他者は音楽の内面の表現に優れている!)が故に,政治力まで動員して(若くして死んだカンテルリやフリッチャイの録音はカラヤンが死ぬまで限られたものだけが流通していたし,ヨッフムやマルケヴィチはDGを放逐されたし)自らの芸術を誇示し続けなければならなかったのであろうか.

 それはさておきハイフェッツのベートーヴェン.スタジオ録音ではトスカニーニと録音したものがあったけど,ほとんど変わらないように聴こえる.「完璧」という以外に形容する言葉が無いほど完璧なヴァイオリン.オケにトスカニーニの強すぎるアクは無いが,それはトスカニーニのアクが強すぎるのであって(^^;),いまの耳にはロジンスキだって充分,アクが強かろう.とにかく,剛直な棒である.

2009/08/19

シューベルト/交響曲D944

シューベルト/交響曲ハ長調D944(第9番)@カール・ベーム/ベルリン・フィル(DG:471 311-2)

 1963年6月の録音.
 評価を言葉にするのが難しい.どこをどう動かしているわけでもないのだけど,剛毅で滋味のあるいい演奏.オケが既にカラヤン時代に入っているにもかかわらず,重厚な渋い音を響かせているのもいい.第1楽章の第2主題で若干,テンポを落としているのが,実は伝統を守る新即物主義者(^^;)ベームの面目躍如たるところではないか.

2009/08/18

ショパン/ピアノ三重奏曲

ショパン/ピアノ三重奏曲ト短調作品8@ダヴィッド・オイストラフ,レフ・オボーリン&スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(DG:477 8537)

 1950年の録音.ウェストミンスター原盤である.
 オイストラフ(1908-1974),オボーリン(1907-1974),クヌシェヴィツキー(1908-1963)という旧ソ連を代表するトリオによるショパン.トリオは名手同士の激突が醍醐味とは言え,この録音チェロがロストロポーヴィチ(1927-2007)ではないので(^^;),さすがにあの重戦車のような轟音よりはバランスのいい,ショパンらしい響きを奏でているように聴こえるが,如何だろうか?

2009/08/17

ケルビーニ/ミサ曲「ディ・シメイ」

ケルビーニ/ミサ曲ヘ長調「ディ・シメイ」@リッカルド・ムーティ/バイエルン放送交響楽団(EMI:5 57589 2)

 2003年3月5日-8日の録音.
 ルイジ・ケルビーニ(1760-1842)はベートーヴェンがはるかに敬意を表したと言う話がある,特に歌劇においてフランスで成功したイタリア生まれの作曲家.このミサ曲は,劇場を去って一時期隠遁を決め込んでいたケルビーニが,隠遁先のシメイ(Chimay)という街で,教会の献堂式のために依頼を受けて書いた作品を改訂したもの.演奏時間70分を越える大作(特にグロリアとクレドで40分)だが,明るさと格調の高さと動的な迫力の見事な同居がある.この作品以降,ケルビーニは教会音楽の作曲家として活動を再開し,パリ音楽院院長に昇りつめることになる.
 ムーティの演奏は,この作品の理想的な再現と評して差し支えなさそう.

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