ブラームス/交響曲第3番
ブラームス/交響曲第3番ヘ長調作品90@ヴィルヘルム・フルトヴェングラー/ベルリン・フィル(アウディーテ:21.403)
1949年12月18日のライヴ録音.
これまた,EMIから出ている録音でおなじみのモノ.評価も高いが,特に終楽章の爆走は一聴の価値がある.これほど第3番の終楽章で荒れ狂っている演奏は他に聴いたことが無い.そしてコーダ,まるで息絶えるかのように壮絶なまでに静かに終わる,この激しい落差が表現主義である.あまりの激しさに,そう何度も聴きたいとは思わないが,しかし一個の名演であろう.
« どうでもいいが | トップページ | シューベルト/交響曲D944 »
「今日のBGM」カテゴリの記事
- 「わかりやすさ」とは(2010.07.06)
- 玲瓏な(2010.07.04)
- アマデウスの影(2010.06.30)
- 心を音に載せるテクニック・・・・・・(2010.06.29)
- インテルメッツォ(2010.06.26)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント