マーラー/交響曲第7番
マーラー/交響曲第7番ホ短調@ジェームズ・レヴァイン/シカゴ交響楽団(BMG:BVCC-38134/38135)
1980年7月14日,15日の録音.
録音進行当時から毀誉褒貶が激しかったレヴァインのマーラーだが,結局2,8番を残して中絶するが,後期の録音であるこの7番は,レヴァインのマーラーの中でも1,2を争う好演だろうと,今でも思う.この録音の以前と以後では,この作品に対する解釈の内実が変わっているんじゃないかと思わせるほど,この演奏には説得力が備わっている.この頃のシカゴ交響楽団がまた,実に練り上げられたアンサンブルで,レヴァインの豪快なドライヴに対し万全のサポートである.
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