ブラームス/交響曲第4番
ブラームス/交響曲第4番ホ短調作品98@ヴィルヘルム・フルトヴェングラー/ベルリン・フィル(アウディーテ:21.403)
1948年10月24日,ベルリンはティタニア・パラストでのライヴ録音.
LPの時代よりEMIから発売され絶賛されている録音である(僕も1枚持ってる).アウディーテのものはベルリンRIAS協会のオリジナル・マスターを使用した復刻との由.フルトヴェングラーの,それもライヴ録音なのだから,音質をとやかく言う方が野暮かと思うが,ウルサイひとは聴き比べてとやかく言う(^^;).
しかし,やはりヴィリーの演奏には,他の指揮者からは聴けない凄味がある.第1楽章の振幅の激しさは言うに及ばず.終楽章の寂寥感も他の追随を許さないし,激しい表情にパッと切り替わるところがまた,呼吸しているかのようにブラームスの音楽が生きている.
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