バルトーク/ピアノ協奏曲第2番
バルトーク/ピアノ協奏曲第2番Sz.95@レイフ・オヴェ・アンスネス&ピエール・ブーレーズ/ベルリン・フィル(DG:00289 477 5330)
2003年2月の録音.
バルトークのピアノ協奏曲3曲を,それぞれピアニストとオケを替えて録音したという,風変わりな1枚.個人的に第2番が好きなので,まずはこれを聴いてみる.分離のいい録音で,昔のゲザ・アンダ&フリッチャイでは聴こえなかった音がいろいろ聴こえてくるのが面白い(^^;).指揮者ブーレーズの芸風に似合っている作品なので,もちろんオケは好調だが,ピアニストもブーレーズと互角に渡り合い,颯爽と飛ばしている.アンダ&フリッチャイでは熱気とともに聴かれたギクシャク感もこちらにはなく,もはやバルトークも「古典」化したということだろうか.
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