ベートーヴェン/交響曲第9番
ベートーヴェン/交響曲第9番ニ短調作品125@オスカー・フリート/ベルリン国立歌劇場管絃楽団(パール:GEMM CD 9372)
1928年の録音.ポリドール原盤.
マーラー好きにはおなじみのオスカー・フリート(1871-1941)による「第9」である.バス独唱はヴィルヘルム・グートマン,合唱は戦前人気のあったブルーノ・キッテル合唱団.
実にすいすいと流れる演奏で,アンサンブルの乱れなどおかまいなしに,どんどん前へ進む(^^;).なるほどあらえびすが「多少イージー」と評したことはあるな.そつなくまとめるどころか,あちこちに「そつ」がある演奏だが,それでも巧くまとめあげているように聴こえるところが,フリートのフリートたるところか.
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コメント
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同感です。とにかく速くて面食らいますね!だけど合唱は力強く、ドイツ魂全開ですね!
投稿: ひまうまヒヒン! | 2010/05/09 13:53