マーラー/交響曲第7番
マーラー/交響曲第7番ホ短調@ヘルマン・シェルヘン/ヴィーン国立歌劇場管絃楽団(MCA:MCD80082)
1953年7月の録音.ウェストミンスター原盤.
ライヴでは大胆なカットや通勤快速もびっくりなテンポも辞さないシェルヘンだが,スタジオ録音は楽器間のバランスに独特の味を利かせるものの,マーラーにおいては入念にオケをしごいたとみえて,アンサンブルの練り合わせも至極真っ当.あとはオケがシェルヘンの要求を満たせずに自損事故を起こす(^^;)のだが,マーラーでは事故もほとんど聴かれない.終楽章のテンポがオケの技量を考えたのか,安全第一に聴こえるのが,ちょっと可笑しい(^^;).
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