ハイドン/四季
F・J・ハイドン/オラトリオ「四季」Hob.XXI-3@ヘルベルト・ケーゲル/ライプツィヒ放送交響楽団(デンオン:COCQ-84532/84533)
1971年1月20日-2月5日の録音.
ハイドン最後のオラトリオにして,最後の大作となった作品.ハイドンは「四季」のあと「ハーモニー・ミサ」を書き上げて力尽きてしまい,絃楽四重奏曲作品103は未完で放置されることになる.「四季」も作曲はかなり難渋したらしい.
しかし残された音楽は,相変わらず本質的に伸びやかで明るいハイドンの特質を存分に発揮している.ケーゲルの演奏は,伸びやかなハイドンの音楽の美点を,余すところなく十全に表現しつくしている.
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