「選書論」を越えてゆく
というわけで「みんなの図書館」8月号は「選書論」の特集ですが.
この業界に入って最初に取り組んだ課題が「選書論」だっただけに感慨深いものがありますが,しかし僕が取り組んでからでも20年近く経っているのに,「選書論」は同じところを果てしなく巡っているだけに見えます.あるいは『シーシュポスの神話』.
(この稿未完)
« ニールセン/交響曲第4番 | トップページ | チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番 »
「図書館の風景」カテゴリの記事
- 27年目のシーズン(2014.04.01)
- どこから折っても金太郎?(2013.07.31)
- 「キッチュ論」ノート(その2)(2013.07.08)
- 「キッチュ論」ノート(その1)(2013.07.07)
- それは「温故知新」ではない(2012.11.04)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
公共図書館なので、利用者さんの求めは種々雑多、多種多様。
そんな中で前から気になっていたのは、
映画やコンサート、お芝居などのパンフレットの類い
商品カタログの類い
最近問い合わせがあったのが、スポーツのルールブック(テニスルールブックは書店流通で入手できるものはおもいっきり古く、最新の日本テニス協会のものは書店流通では入手できない)
書籍流通で入手できる図書が大きな柱であることは認めつつも、そこに固執することの危うさを、常々感じていたりします。
「選書論」とは、具体的にどんな「論」なのでしょうか? 視聴覚資料とかデジタル資料とかも含まれているのかなぁ。
投稿: 丸山高弘 | 2009/08/02 00:52