マーラー/交響曲第1番
マーラー/交響曲第1番ニ長調@ヘルマン・シェルヘン/ロイヤル・フィル(ウェストミンスター:471 246-2)
1954年9月の録音.モノラルだけど音はさすがに録音で売ったウェストミンスター原盤,厚みには乏しいがクリアな音がする.
ご存知,数々のライヴ録音ではアンサンブル無視で走り出し,マーラーをズタズタにカットしてしまうことで悪名高い(?)シェルヘンであるが,このスタジオ録音ではテンポやオケのバランスに独特の解釈が聴けるものの,カットも無く,アンサンブルも至極普通に整えられている.この録音より15年ほど前のミトロプーロスの録音(CBS)に比べれば,そのアンサンブルの整然さは一目瞭然.シェルヘンがマーラー演奏のためにオケをしごいたのだろうか(^^;).
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