ベートーヴェン/交響曲第5番
ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調作品67@エーリヒ・クライバー/アムステルダム・コンセルトヘボウ管絃楽団(デッカ:417 637-2)
1952年の録音.
光彩陸離たる快進撃.剛毅に直球をど真ん中に投げ込んでくる,そんなイメージの演奏.鋼鉄の芯が一本通っているかのようだ.行く手に待ち受ける苦難も何するものぞ,という気概さえ感じられる.それでいて,音楽は教条的に硬直化せず,しなやかに躍動する.そして終楽章は文字通り,歓喜の爆発である.音楽する歓びに溢れた好演.
« グノー/9つの管楽器のための小交響曲 | トップページ | ブルックナー/交響曲第5番 »
「今日のBGM」カテゴリの記事
- 「わかりやすさ」とは(2010.07.06)
- 玲瓏な(2010.07.04)
- アマデウスの影(2010.06.30)
- 心を音に載せるテクニック・・・・・・(2010.06.29)
- インテルメッツォ(2010.06.26)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント