ショパン/夜想曲第1番
ショパン/夜想曲変ロ短調作品9の1(第1番)@レオポルド・ゴドフスキー(スタインウェイ:456 805-2)
1928年6月の録音.
ゴドフスキー(1870-1938)は「ピアニストの中のピアニスト」と呼ばれたという,戦前の大ピアニスト.のはずなのだが,残された録音はあまりいいのがないという話ではある.この夜想曲は粘るところもそれほどなく,速いテンポで淡々とあっさり弾かれていて(例えばブライロフスキーの同じ曲の録音は,伸びたり縮んだり,のたうつようなロマンティシズムに溢れている),特にリズムがひっかかるでもなく,音楽が自分で語りたいことを語るぞ,といった趣き.
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