アイヴズ/交響曲第2番
アイヴズ/交響曲第2番@マイケル・ティルソン・トーマス/アムステルダム・コンセルトヘボウ管絃楽団(ソニー:SRCR 8519)
1981年8月24日,25日の録音.
この録音,日本での初出LP(28AC 1633)を発売当時買い求め,今も持っています.田舎暮らしの高校生の分際で,アイヴズのLPなぞ買っていた奴は当時,周囲にはいなかったな(^^;).それだけひねて,くそ小生意気なガキだったわけですが,その根っこは恐らく現在も変わってないですね.このblogのサブタイトルにもあるように「わかってくれるたったひとり」がいれば,大向こうの無理解なぞ気にはならないわけで.それはつまり,この作品の作曲家チャールズ・アイヴズ(1873-1953)の音楽と生き方にどこか,僕が共感するところでもあるのでしょう.シベリウスやフォーレは理解できないのに(^^;).
もっとも,アイヴズは理解者がひとりもいなくとも,表面上は構わなかったらしいですが(^^;).
演奏は実に爽快.もってまわったところがない,ストレートな表情で,ティルソン・トーマスのいいところが十全に発揮されている好演です.
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