ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番ニ短調作品30@ヴラディミール・ホロヴィッツ&アルバート・コーツ/ロンドン交響楽団(bellaphon:689.24.003)
1930年12月29日,30日の録音.
時代の制約か,そこかしこにカットがあって,通して33分ほど.カットについてはホロヴィッツ曰く「作曲者だってカットしている」(^^;).そりゃ確かにそうなんですが.ホロヴィッツは後日,ライナーと合わせた録音でもカットしているし.1930年の録音ということもあって,観賞用のファーストチョイスにはおススメしない.すれっからしの7枚目か.
演奏は特に終楽章.ひとつ間違えるともってまわった風にしか聴こえないアクの強い解釈ながら,パワフルな打鍵と気風のよさで颯爽と弾き上げてしまう.まったくもって,ホロヴィッツの芸風は「The One and Only」なのでありました(sigh).
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