ブラームス/交響曲第2番
ブラームス/交響曲第2番ニ長調作品73@シャルル・ミュンシュ/ボストン交響楽団(BMG:BVCC-7910)
1955年12月5日の録音.
マイクが近すぎるのか,音がガサツなのが気になるが,演奏はしごく流麗で,第2番は「語る」よりも「歌う」べき,という僕の年来の主張を補強してくれる(^^;)好演.この曲で語ったら,それでなくてもリズムでがちがちの音楽が,身動きが取れなくなる.ミュンシュのように流しても,この曲のリズムは充分に自己主張するから心配ない.終楽章も,ムラヴィンスキーのヴィーン・ライヴほどではないものの,さすがの突進力である.
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