スクリャービン/法悦の詩
スクリャービン/「法悦の詩」作品54(交響曲第4番)@ピエール・ブーレーズ/シカゴ交響楽団(DG:POCG-10164)
1995年11月の録音.
ブーレーズが絢爛豪華なオーケストレーションをこれでもかと前面に押し立てて,雄弁にオーケストラをドライブする.スクリャービンが信奉していた神秘主義とか神智学とか,音楽の外の要素にこだわりすぎるとわけがわからなくなるので,これはこれでひとつの解釈であろう.実際,この演奏は面白いし(^^;).何処に連れて行かれるのか何とも捉えどころの無い音楽を,音響の魅力で聴かせてしまう.
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