リヒャルト・シュトラウス/ツァラトゥストラはかく語りき
リヒャルト・シュトラウス/交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」作品30@セルゲイ・クーセヴィツキー/ボストン交響楽団(BMG:BVCC-7079/7080)
1935年1月22日の録音.
数あるクーセヴィツキー(1874-1951)の録音の中で,柴田南雄が「あれはじつに良かった」(『私のレコード談話室』朝日新聞社)と評した名演奏である.実際,今聴いても実によい(^^;).少々ぶっきらぼうだが嫌味のないテンポ,軽妙なポルタメント,他の音楽でやったらアクが強すぎるのかもしれないがシュトラウスなら許容範囲になる表情付け,みな「ツァラトゥストラ」に誂えたかのようにハマっていく.見事なものである.
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