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2009/01/16

モーツァルト/レクィエム

モーツァルト/レクィエム ニ短調K.626@カルロ・マリア・ジュリーニ/フィルハーモニア管絃楽団(ソニークラシカル:SICC 266)

 1989年4月19日から21日の録音.
 作品については多言無用かと.演奏は晩年のジュリーニらしい,ゆっくりしたテンポのソフトフォーカスな雰囲気で美しく進行する.「怒りの日」でも結構細かく表情付けをしているのだが,それがケレンに聴こえず,むしろ神々しい感じさえしてしまうのが,この頃のジュリーニである.この演奏の前には,モーツァルトと「レクィエム」にまつわる世俗の話などすっかり後景に退いてしまい,ただただ浄化されたかのごとき音楽だけがそこにある.

 ここにたどりつくまでに,どれだけのことがあったのだろう.

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