やっぱり,新しい酒は新しい皮衣に入れるべき?
大方の抱負が出揃ったところで僕が書くのもナニですが(^^;).
今年は「今年の抱負」というより,昨年来継続中の「古い皮衣に新しい酒を入れる」思考と試行と実践(貸出しカウンターのサービスだけが「実践」じゃないのよ.モノを考え,文章を書くのも大切な実践)を更に煮詰めて行く方向です.今年も「隙間産業」狙っていきます.
・・・・・・が,この調子で行くと,ますます考えることが「図書館」から離れていきそうで(^^;).いわゆる社会とか組織とか,総体の中において「図書館」という個を,どのように,どこに位置付けていくかを捉えなおすこと,が昨年から継続しているテーマですから,「図書館」そのものを考えることからは,相当な部分距離を置くことになるかもしれないな,と.少なくとも,「公共図書館」について『市民の図書館』の劣化コピーの如き,これまでの成功体験と視野狭窄なフェティシズムに拘泥した文献を読むことは,考える時間の無駄なので出来るだけ避けたいところです.
真面目な話,「第二次大戦後の日本における公共図書館の失政と失敗」をまとめた文献があれば,読んでみたいですね.失敗の分析をしない(出来ない?)ことにおいては,旧帝国陸海軍と日本図書館協会と何処が違うんだか,知りたいものです.
ところで,山陰中央新報だったか日本海新聞だったか,数日前島根県にいた際に読んだ新聞に公共図書館のことを常世田良さんが述べている記事(共同通信の配信記事?)が掲載されていましたが,どうしたことか氏名が「常世田 良」と切るべきところを「常世 田良」と切ってありましてorz 公共図書館業界であれだけ有名な方でも,斐川町図書館があれだけ業界内で有名になった島根県でも,一般的な認知度(新聞記者の認知度は一般人の最大公約数でしょう?)はこんなものかと暗澹たる気持ちになりましたことですよ.
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