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2008年12月7日 - 2008年12月13日の記事

2008/12/09

一休み

 今日から10日間,「リフレッシュ休暇」としてお休みします.

2008/12/08

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18@セルゲイ・ラフマニノフ&レオポルド・ストコフスキー/フィラデルフィア管絃楽団(RCA:BVCC-5115)

 1929年4月10日と13日の録音.
 ピアニスト・ラフマニノフが自らの作品を弾いた録音である.ラフマニノフの音楽は情緒纏綿たる旋律が延々と続くロマンティックなものだが,ここで聴くラフマニノフ自身のピアニズムはそれほどずぶずぶのロマンティシズムに溺れている,という風でもない.むしろ,速めのテンポですっきり仕上げる箇所と,遅めのテンポで余韻を響かせながら弾く箇所と,どちらかと言えば表現主義に近い芸風を聴く.第2楽章など,どうしたらそんなに速く弾けるんだ! という箇所も散見されるくらいで,フィナーレも疾風怒濤のような弾きぶり.この作品から古きよき時代の「グランド・マナー」を引き出しているのは,むしろアルトゥール・ルービンシュタインの残した録音の方だろうと思う.
 テンポが揺れても,ラフマニノフのピアノにピッタリとオケを付けているのは,さすがにストコフスキーである.

2008/12/07

マーラー/交響曲第2番

マーラー/交響曲第2番ハ短調@ゲオルク・ショルティ/ロンドン交響楽団(デッカ:475 8501)

 1966年5月の録音.
 冒頭から,絃の音が如何にもデッカ(^^;),という録音が目をひく.録音同様,演奏もバリバリの硬派で,LSOの首根っこを押さえて楽譜どおりに演奏させるべく引きずり回しているようなドライヴ振りである.劇的,というよりは多分に劇場的なショルティの良いところも悪いところも全開になっている,そんな演奏.ドライでサッパリした演奏をお好みの方には,おススメかと.マーラーの世紀末的な混沌を聴きたい方には不向きだが,かと言ってマゼールのように「健康的な作曲家マーラー」と言うわけでもなく,ブーレーズのように楽譜の透視図を録音しているわけでも無いところが,ショルティのショルティたる所以か.

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