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2008年1月13日 - 2008年1月19日の記事

2008/01/19

J.S.バッハ/無伴奏チェロ組曲第1番

J.S.バッハ/無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007@ペーター・ブルンズ(OPUS111:OPS 30-176/177)

 1996年5月の録音.使用楽器は1730年ごろのカルロ・トノーニとの由.
 このチェリスト,10年前も今もあまり知られてないんじゃないかしらと思うけど,僕は好きなのね.演奏が実に人間味に溢れているというか,音楽に注ぐ眼差しがあたたかいというか,とにかく音楽に対して近寄りがたさというものをほとんど感じさせない,素敵な音楽性の持ち主だと思うのです.音楽に「神」がいても一向に構わないけど,それが崇拝の域に達して挙句に排他に作用するのはどんなものかと考えるわけで,それは実のところ図書館業界も同じ事だろうな,と.何時までも「信仰」一本槍で,現状は魔女裁判か異端審問しか道が無くなっているというのは如何なものかな?
 これからしばらくは,行く道を探す旅をしている暇はないのだけど,年度初めの何時ものドタバタが一段落したら少し考える時間を作りたいなと考えてますよ.

2008/01/18

リヒャルト・シュトラウス/英雄の生涯

リヒャルト・シュトラウス/交響詩「英雄の生涯」作品40@ネーメ・ヤルヴィ/スコティッシュ・ナショナル管絃楽団(シャンドス:CHAN8518)

 1986年12月の録音.
 予定調和とご都合主義と管絃楽法の天才リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)最後の,華麗でエネルギッシュで悪趣味でなおかつ傑作という交響詩,と言っても作曲されたのは1898年で,シュトラウス未だ34歳のときである.ライヴァルのグスタフ・マーラー(1860-1911)はこのとき,まだ交響曲第4番を作曲していない.この作品を最後に,シュトラウスは歌劇の作曲を自らの仕事の中心に据えるようになる.

 実はいろいろあってちょっと滅入っているので,こーゆう派手な曲でも聴いて態勢を立て直そうというわけです(^^;).人生には上手くいくことよりも上手くいかないことの方が多いだろうに,上手くいったこと(と,これから上手くいくだろうこと)だけを取り上げて傑作に仕立ててしまうシュトラウスの才能には,恐れ入るしかない.
 明日が皆,無事に済みますように.

2008/01/17

マーラー/交響曲第2番

マーラー/交響曲第2番ハ短調@ブルーノ・ワルター/ニューヨーク・フィル(ソニー:SM2K 64477)

 1957年2月と1958年2月の録音.この間,ワルター(1876-1962)は心臓発作を起こして休養しているため録音が2年にわたっているが,ワルター最初のステレオ録音でもあり,ワルターがマーラーから直接薫陶を受けた指揮者である故に,この録音の価値は大きい.「では何故クレンペラーの録音と解釈が違うのか」それはワルターとクレンペラーのテンペラメントの違い.

 【阪神大震災13年:あの朝、教訓の原点 1.17から、能登、新潟、あすへ… - 毎日jp(毎日新聞)】正直なところ,今日だけあれこれ報道を,教訓を追いかけても仕方がない.ただただ,災害時に僕が何をすることが出来るか,何をすることが出来ないのか,ということの確認だけはしておくのみ,である.

 僕個人にとってもあの地震は,その後の人生の何かが変わってしまった出来事ではあるけど,これまたここで何かを書いたところで,あのとき何も出来なかったことへの贖罪の足しにもなりはしない.もし何かを書くことが僕に許されるのであれば,それは「業界団体は当てにできない」ということを初めて知ったことくらいだろうか.その後,何度も煮え湯を飲まされているのに,そのたび懲りずに同じ事で怒りを覚える僕も,進歩がないのだろう.

 今日は「復活」という愛称を持つこの作品を聴きながら,自らの来し方の情けなさと,現地の方々の苦労に思いを馳せることとする.

2008/01/16

ニールセン/交響曲第5番

ニールセン/交響曲第5番作品50@ヤッシャ・ホーレンシュタイン/ニュー・フィルハーモニア管絃楽団(ユニコーン・カンチャナ:UKCD2023)

 1969年9月29日と10月1日の録音.
 今日も寒さは募るばかりで,聴く音楽も北国を彷徨うことに(-_-;).ホーレンシュタイン(1899-1973)の演奏は大人の風格で悠揚迫らぬ,春風駘蕩に始まると見せかけて,突然凶暴なパーカッション群が襲いかかって来る,という雰囲気のモノ.それでも,何処か「終わらない冬はないです」と言いたげな雰囲気が漂っているのが面白いところですね.クレンペラーの厳しさとはちょっと違う,何でも呑み込んでしまうような包容力を感じさせる,というのがわかりやすいかな?

 今日は「図書館員に相応しいblogの書き方は?」なんて質問をされたのだけど,その場では「ウチは,今はCD批評blogだから」と流してしまいました(^^;).

2008/01/15

ヴォーン・ウィリアムズ/南極交響曲

ヴォーン・ウィリアムズ/南極交響曲(交響曲第7番)@アンドレ・プレヴィン/ロンドン交響楽団(RCA:82876-55708-2)

 1968年9月14日と16日の録音.
 今日もあまりの寒さに,南極走破に絶望的な戦いを挑んだスコット隊の悲劇を描いた映画「南極のスコット」へのBGMから再編されたRVWの「南極交響曲」を聴く.RVWが各楽章のスコア冒頭に掲げた引用句を楽章間に差し挟みながらの演奏である.元々が映画音楽であるためか,大規模な管絃楽に加えてヴォカリーズの女声合唱,ソプラノ独唱,パイプオルガン,ウィンドマシーンまで動員され描写音楽の趣きをなすが,それがリヒャルト・シュトラウスのように悪趣味寸前に堕すことがないのは,さすがにRVWの徳(?)によるものであろうか.最後,音楽がウィンドマシーンの響きとともに朧に沈んでいく様は,スコット隊の悲劇的な最後を象徴して余すところがない.

 プレヴィンの演奏は,ロンドン交響楽団の常任指揮者に就任したばかりの頃の録音だが,早くもオケを手の内に納めたばかりか,存分にドライヴしてRVWの見事な解釈を聴かせ,間然するところが無い.

2008/01/14

ショスタコーヴィチ/交響曲第7番

ショスタコーヴィチ/交響-曲第7番ハ長調作品70「レニングラード」@ヘルベルト・ケーゲル/ライプツィヒ放送交響楽団(ヴェイトブリック:SS0028-2)

 1972年5月16日のライヴ録音(ステレオ).
 今日は一日中氷点下の真冬日,とにかく寒いので朝からロシア音楽ばかり(^^;).午前中はチャイコフスキー,午後はショスタコーヴィチ.夜も更けたころに順番が回ってきたのが,こともあろうにケーゲルが振る「レニングラード」で,寒さが骨身に染み渡るというもの.必ずしも一級のオケとも思えないライプツィヒ放送響を練りに練り上げて引きずり回すケーゲルの指揮が冴え渡っている.

 この寒い中,食料調達以外は外に出ず,杉森久英『大政翼賛会前後』(ちくま文庫,2007年12月初版)を読む.これは博覧強記で鳴らした著者にしてはもっと書きこめるところを,わざわざ筆にしなかったところがあるような本で,著者自身もそのことを「はしがき」でほのめかしているようだし,「諸君」での連載から削られた箇所もある由(鞆谷純一:満洲開拓地読書運動-中田邦造を中心に-,「図書館文化史研究」24,2007による).文庫本解説で粕谷一希が書いているように「自分の出処進退を語りつくしている」のかもしれないが,韜晦が多すぎ回想録としてそのまま一次資料に使うのは危険な感じがする.
 ちなみに僕は『大政翼賛会前後』読了後,欲求不満が昂じて酒井三郎『昭和研究会』(講談社文庫,1985年6月初版)を書棚から引っ張り出して読み直しているところ.酒井三郎は『大政翼賛会前後』にも後藤隆之助の懐刀として名前の出る人物で,『昭和研究会』を読み直すのは,ほとんど20年ぶりかと.ページを開いて,その活字の細かさに一瞬ビックリする.昔はこれが文庫本の標準だったんだよねえ(^^;).

『安来市誌』問題

東京新聞:郷土史、異例の削除要請 図書館に「差別助長」と:社会(TOKYO Web)
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郷土史に差別表現 安来市と旧伯太町 図書館で閲覧制限に - 島根 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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「「差別表現切り取って」図書館に異例の要請 市の郷土史で」話題!‐話のタネニュース:イザ!
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 正直,幾重もの意味で取り上げるのに気が重い/荷が重い話題ですが,取り上げないわけにもいきますまい.内容は産経新聞の「イザ!」が残念ながら(と言うのも,産経が「図書館の自由」を持ち出すときは,一般的に自らの立場に都合がいいとき,という経験則があるので)一番詳しい.日図協図書館の自由委員会委員長のコメントもあります.

 今回は,事象としては,全く以って事後の対応について安来市当局が下手を打ったことに尽きるでしょう.僕のように北関東で22年煮しめられ,その後20年にわたって南東北に在住している人間には感覚的にわかりにくいのですが,西日本ではその方面に関してかなり敏感なところがあるようで,公共図書館業界においても幾つもの事例が積み上げられてきたはずです(例示は避けます).おまけに近来,隣りの鳥取県のみならず島根県内でも斐川町や出雲市の公共図書館が注目され,また(その当否はともかく)ハンセン病に関する件名標目への対処依頼を発信した方が近在の鳥取県大山町在住であり,さらに昨年図問研の全国大会が島根県であったわけで,それにもかかわらず安来市当局が「公共図書館」の何たるかを全く学習していなかったことが白日の下に晒される始末となりました.恥ずかしい(-_-;).

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2008/01/13

チャイコフスキー/協奏的幻想曲

チャイコフスキー/協奏的幻想曲ト長調作品56@ピーター・ドノホー&ルドルフ・バルシャイ/ボーンマス交響楽団(EMI:5 85540 2)

 1989年7月と8月の録音.
 ピアノと管絃楽のための2楽章からなる,華麗で哀愁を帯びた旋律と技巧が華々しくピアノでかき鳴らされる作品.何でも若きオイゲン・ダルベーア(1864-1932)の演奏にインスパイアされた作品だそうで,とにかく派手で演奏効果も充分,長さも30分に少々満たない程度なので,グリーグの有名なピアノ協奏曲イ短調作品16が10回演奏されるうちの2回くらいはこちらに廻しても,聴く側の元が取れるんでないかい(^^;).と思わせるほど,演奏される機会に恵まれていないんじゃないかな,この曲は.交響曲第4番以降の,チャイコフスキーの傑作の森の作品群の中ではピアノ協奏曲第2番とともに,もう少し表舞台に立たせてあげたい作品であるよ.

 まあ,作曲者自身が「幻想曲」と名づけたくらい,変化に富んでいるといえば聞こえがいいが,とにかく音楽が散漫(!?)で次から次へと旋律が繰り出されて惜しげもなく消費されてしまう(^^;)作品なので,演奏する側にしてみればどう手をつけていいかわからない音楽なのかもしれない.そういえばダルベーア自身のピアノ協奏曲が,やっぱり散漫で求心力を欠いた音楽で,演奏家に「グランド・マナー」が備わってなければ聴けた代物じゃない(^^;)のであったことを思い出した.

 この演奏はピアノ,オケ共に技巧も解釈も健闘していると思う.何処に行ってしまうかわからない作品を,とにもかくにもまとめあげて,華麗な演奏を聴かせてくれる.

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