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2008年4月27日 - 2008年5月3日の記事

2008/05/01

公共図書館の持続可能性

 取り敢えず,思いついたことをメモしておく.

 ・・・・・・持続可能な公共図書館は,(地域)住民の支持なしには存続し得ない.

 ・・・・・・住民を消費者としか捉え得ない『市民の図書館』に,スタグフレーション下での公共図書館を持続させるだけの説得力は,無い.供給は,無限ではありえない.どこかで「循環型社会」の発想を取り入れることが早晩必要になってくるだろう.

 ・・・・・・・公共図書館における「生産者」としての(地域)住民のあり方は,如何なる思想/方法論を以って位置付けることが可能か.

 ・・・・・・「思想なき実践」ほど危険なものは無い.それは如何なるものであれ,全体主義への道標である.労働運動系団体の如く,公共図書館は「持続」そのものが目的なのではない.

 ・・・・・・「公共図書館」という概念自体,それほど自明のものではない.その疑問それ自体を持つことが修正主義(リヴィジョニズム)だと言うのなら,それはあまりに教条主義というものだろう.

 ・・・・・・「空間」について,その重層性を考えてみること.


 明日から本格的な連休で,全然違うことを考えたり行動したりするだろうから,書いておかないと忘れる(^^;).

ミヨー/世界の創造

ミヨー/バレエ音楽「世界の創造」作品81@サイモン・ラトル/ロンドン・シンフォニエッタ(EMI:3 88680 2)

 1986年12月と1987年1月の録音.
 好きなのに何故か縁の無い(LPもCDも持ってない)作品というのが幾つかあって,この「世界の創造」はその最右翼だった曲(^^;).多作家だったダリウス・ミヨー(1892-1974)初期の作品で,USA公演時に聴いたジャズのイディオムを取り入れた,軽快でお気楽な性格の作品である.さっぱり訳のわからない(^^;)12曲の交響曲よりは,余程親しみやすくミヨーの代表的な管絃楽作品としての扱いを受けているようだが,さてミヨーはそのような扱いに満足しているかどうか.

 それはともかく,初めて聴いてから20年余来この曲になかなか出会えず,ようやく店頭で見つけたら,若き日のラトル(1955-)による録音だったという.ジャズの雰囲気をよく再現した,なかなか軽妙な演奏で,なるほどラトルは打楽器出身の指揮者だったっけ,と思わせる.

2008/04/30

J.S.バッハ/ミサ曲ロ短調

J.S.バッハ/ミサ曲ロ短調BWV232@ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィル(DG:459 460-2)

 1973年9月,11月と1974年1月の録音.
 この録音,J.S.バッハの演奏においてカール・リヒター命! のひとや,古楽が絶対! のひとは,決して聴いてはいけません.音楽を聴いて滅多に動揺することの無いこの僕でさえ,最初にこの「キリエ」が我が家のオーディオで鳴り響いたときには,あまりのことに椅子から転げ落ちそうになりましたから.

 もちろん,カラヤンが奇を衒った解釈で聴き手を驚かせるはずも無く,かと言って新しい発見/解釈を聴かせるわけでもなく,ただひたすら全盛期のカラヤン/ベルリン・フィルによる中庸のテンポで,音楽の内面を厳しく拒否し,外面をひたすらに磨き上げることで音楽の内実を却って浮かび上がらせようとする戦術は何時もの通りです.が,この場合相手はJ.S.バッハであり,その方法論がJ.S.バッハに対してはあまりにも場違いであることに驚愕したのですよ.カラヤンの創り出す音楽の内容が空虚なのではなく,バッハの音楽があまりにも「音楽そのもの」以外のものを表現していないことが,この演奏を凄絶なまでに居心地の悪いものにしている,と僕は聴きます.

 かくして,あまりにもきらびやかな演奏であるこのロ短調ミサは,ヘルベルト・フォン・カラヤンという稀有の才能によって創られた完璧なオーケストラ・アンサンブルが採った方法論の限界を,まざまざと僕らに聴かせることになっています.

2008/04/29

ゼレンカ/神の御子のミサ

ゼレンカ/「神の御子のミサ」ZWV20@フリーダー・ベルニウス/ターフェルムジーク・バロック管絃楽団(ドイツ・ハルモニア・ムンディ:88697 281822/49)

 1989年録音.ドイツ・ハルモニア・ムンディのレーベル設立50周年を記念して発売された50枚組の廉価盤CDセットから.
 「キリエ」と「グローリア」からなる,40分ほどのミサ曲.今日の読者がこの作品をまだ聴いたことが無いのであれば,この作品をこれから聴くという「歓び」が,まだこれからの人生に残っている諸賢を羨ましく思う(^^;).それほどの傑作.

 ボヘミア生まれ,ドレスデンで活動した作曲家ヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679-1745)は最近,ようやくリヴァイバルしてきた作曲家で,その全貌が明らかになったとは未だに言えないが,音楽の総決算のような形で生み出されたこの作品は,間違いなく同時代のJ.S.バッハにも比肩する高みにゼレンカの音楽があったことを示す名作である.ゼレンカ自身,晩年の1740年から1741年にかけて,このミサ曲を含む6曲のミサ曲を「最後のミサ曲」としてまとめるつもりだったようだが,実際に作曲されたのはこのミサ曲と「父なる神のミサ」ZWV19,「すべての聖人のミサ」ZWV21の3曲だけである.
 なお,このミサ曲には「クレド」以下が欠けているが,J.S.バッハにも「キリエ」と「グローリア」のみからなるミサ曲が残されているので,このゼレンカのミサ曲もいわゆる「短ミサ曲」として作曲されたのかもしれない(ゼレンカはカトリックなので,プロテスタントのバッハならともかく,「短ミサ曲」を書いたとは考えられない,とする見方もあるようだ).何となく,この作品にはこの2章のみで完結した雰囲気が漂っているように聴こえる.

2008/04/28

マーラー/交響曲第9番

マーラー/交響曲第9番ニ長調@ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィル(DG:453 040-2)

 1979年11月と1980年2月の録音.
 カラヤンのマーラー/第9番ではベルリン・フィル100周年記念時のライヴ録音(DG,1982年)の方が有名なのかもしれないが,あれは商品として入念にお化粧がされている代物.実際のライヴはNHK-FMで放送されたときに聴いたけど,第1楽章の提示部から展開部へ移る山場で金管が大事故を起こす(2小節?遅れてしまい,伸ばす音のところでまだ3連符を吹いている奴がいた)など,カラヤンの統率力の衰えが問題視されたほどの爆演であった.

 こちらは,カラヤン/ベルリン・フィルのコンビが最後の輝きを見せた1980年前後の録音なので,カラヤンのコントロールがオケの隅々まで行き渡った,一風変わった解釈の9番を聴くことが出来る.特にカラヤンには珍しい,地すべりのようなテンポの変化を聴かせる第1楽章は,ちょっと他では聴くことの出来ない解釈である.第3楽章でも「ありゃりゃ?」と思うところがあるのだが,これは何だろう(^^;).

2008/04/27

ブルックナー/交響曲第8番

ブルックナー/交響曲第8番ハ短調@ヨゼフ・カイルベルト/ケルン放送交響楽団(オルフェオ:C 724 071 B)

 1966年11月4日のライヴ録音.
 こんなものが残っていたとは! 今年(2008年)生誕100年を迎えるカイルベルト(1908-1968)のブルックナーは,テレフンケンに6番と9番のスタジオ録音が残されているだけだったところ,数年前,来日時にNHK交響楽団で4番と7番を振ったライヴが発売され,ようやくその剛毅なブルックナー演奏の片鱗を聴くことが出来るようになったが,そこへもってこの8番の登場である.長年の渇を癒すに足る,剛毅な名演を聴くことが可能になり,実に喜ばしい.4番と7番のN響も健闘しているが,やはり限界があった(特に7番)ので,ケルン放送響のレベルの高いアンサンブルで8番を聴けるのは,大変ありがたい.
 一言で言って,豪壮で風格たっぷりのブルックナーである.「何も足さない,何も引かない」解釈でありながら,これほどブルックナーの表現に十全な内容の演奏は滅多にあるものではないと思う.

 これであと,5番のステレオ録音がライヴで残されていたら,ホントにウレシイのだが,さてそのような奇跡が起きるでしょうか?

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