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2008年3月30日 - 2008年4月5日の記事

2008/04/05

シューベルト/交響曲ホ長調

シューベルト/交響曲ホ長調D.729(フェリックス・ヴァインガルトナーによる補作版)@ハインツ・レーグナー/ベルリン放送交響楽団(東ベルリン)(ベルリン・クラシックス:0183762BC)

 1977年3月,4月と10月の録音.
 シューベルトが1821年に,とにもかくにも曲を最後まで書いたのはいいけど,主旋律部のみを残して結局オーケストレーションをせずに放棄した交響曲をヴァインガルトナー(1863-1942)が取り上げてオーケストレーションしたもの.ヴァインガルトナーは「D.759(いわゆる「未完成交響曲」)とD.944を是非録音させて欲しい」とレコード会社に申し込んでいたほどシューベルトに入れ込んでいた指揮者だった(実際には「ロザムンデ」の間奏曲第3番しか録音できなかった).そのためか,このオーケストレーションは音楽学的にはかなり問題のあるモノらしい(第1楽章ではシューベルトが経過句に入れた全休符をすべてカット,終楽章では中間部をばっさりカットしてしまっていること等)が,何故かブライアン・ニューボールトの同じ曲の補作よりも,僕にはシューベルトっぽく聴こえる(^^;).

 このまま埋もれさせてしまうのは惜しい「作品」なので,そのうち,別な指揮者による録音も出るんじゃなかろうかと淡い期待を抱いている(^^;).というのも,以前NHK-FMで聴いたことのあるケネス・モンゴメリーという指揮者の演奏に比べてこの録音は,レーグナーの解釈でオーケストレーションのバランスとテンポがかなり変えられているんじゃないか,という疑いを抱いているもので,それを確認したいという思いもあるのね.でも,シューベルトの交響曲への補筆版は,学問的正当性の点でニューボールト版が優勢だからなあ(sigh).

2008/04/04

アレンスキー/交響曲第1番

アレンスキー/交響曲第1番ロ短調作品4@エフゲニ・スヴェトラーノフ/ソヴィエト国立交響楽団(ヴォックス・アレグレット:ACD8187)

 録音年不明.1987年,という資料あり.
 アントン・ステパノヴィチ・アレンスキー(1861-1906)はペテルブルク音楽院でリムスキー・コルサコフに師事した作曲家.のちにモスクワ音楽院で教授も務め,スクリャービン,ラフマニノフらを育てている.1895年からはペテルブルク宮廷礼拝堂の楽長に就任したが,早すぎる晩年には私生活が破綻し,酒と賭博に溺れてあたら豊かな才能を潰してしまい,結核を悪化させて亡くなった.

 この作品はアレンスキーがペテルブルク音楽院を卒業した直後の1883年に作曲されている,いわゆる「若書き」の交響曲である.第1楽章の低絃の動機が印象的な短い序奏のあとで抒情と哀愁の甘い香りが馥郁たる音楽が展開する.終楽章など迫力にも欠けてはいないが,やはりどこか甘い.

 ところがスヴェトラーノフの指揮は何時もながらの大柄かつ豪快な棒(^^;)で,第2楽章の抒情も何だか「大男のデリカシー」という雰囲気.作品の実質以上の大交響曲を聴かされている気分になる.いわゆる「西側」の指揮者とオケによる演奏が比較できるといいなあ,と思う.

2008/04/03

シューベルト/ミサ曲変イ長調

シューベルト/ミサ曲変イ長調D.678(第5番)@ヴォルフガング・サヴァリッシュ/バイエルン放送交響楽団(EMI:7243 5 73365 2 9)

 1980年1月の録音.まずサヴァリッシュ(1923-)脂の乗り切った頃の名演奏と言ってよいだろう.

 【訃報:児童文学者の石井桃子さん=101歳 - 毎日jp(毎日新聞)
 【「ノンちゃん雲に乗る」作家・石井桃子さん、101歳で死去 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 偉大な先人がまたひとり亡くなられた.しかし,石井桃子さんの訃報を伝える記事が,どれも『子どもの図書館』(岩波新書)に触れているのが,不思議と言えば不思議な話で,これだけ『子どもの図書館』にみなさん関心があったのなら,もう少し日本の公共図書館をめぐる現状は好転していても良さそうなものなのだが(^^;).『市民の図書館』でもそうなのだろうけど,永遠の未完成であるべき公共図書館活動の,ある時点での戦術の指南書/記録が一人歩きして神格化されてしまったところに,『子どもの図書館』や『市民の図書館』の栄光と悲劇があるのだろう.

 このミサ曲は,何故かシューベルトのミサ曲すべてにおいて典礼文の一部が欠落しているために,実際の典礼では使用できない.そういう意味で,この作品は完成していながら何時までたっても「未完成」なのである.

2008/04/02

ベートーヴェン/交響曲第3番

ベートーヴェン/交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」@ハンス・クナッパーツブッシュ/ベルリン・フィル(プライザー:90976)

 1943年録音.ドイツ・エレクトローラ社原盤.
 第二次大戦中,意気盛んな頃のクナッパーツブッシュ(1888-1965)による「エロイカ」である.ベルリン・フィルも未だ健在で,長めの息でフレーズをとるクナの棒によく合わせている.とはいえ,テンポは晩年ほどひどく遅くは無く,円熟期のクナによるスケールの大きなベートーヴェン解釈が堪能できる.

 しかし,思想的にはナチに近かったとはいえ,ヒトラーに嫌われていたクナが,どうして国策会社のエレクトローラで,しかもフルトヴェングラーのベルリン・フィルを振って録音が可能だったのやら.1943年4月にはヒトラーの誕生日祝いの「第9」をベルリンで振っているから,そのあたりで何かカラクリがあったのかもしれない.

2008/04/01

ファリャ/恋は魔術師

ファリャ/バレエ音楽「恋は魔術師」@マニュエル・ロザンタール/パリ国立オペラ座管絃楽団(アコード:476 1076)

 1957年から1959年の間の録音.
 ロザンタール(1904-2003)はオッフェンバックの音楽から再編集した「パリの喜び」などで知られるが,また第一級の指揮者だった.特にラヴェルはロザンタールの作曲の師匠でもあり友人でもあったことから,その録音には歴史的な価値があると評価されている.
 このファリャも,何とも言えぬ的確な雰囲気と煌く表現に満ちた,退廃の崩落寸前でとどまっている戦間期の空気を見事に再現している.

2008/03/31

ブリテン/春の交響曲

ブリテン/「春の交響曲」作品44@アンドレ・プレヴィン/ロンドン交響楽団(EMI:CDM 7 64736 2)

 1978年6月28日・29日の録音.
 1949年に作曲された,全4部・12章からなる,大規模な声楽と管絃楽のための交響曲である.「交響曲」とは名づけられているものの,むしろ「春」を讃える世俗オラトリオ(ショスタコーヴィチの「森の歌」のような)の態をなす.ベンジャミン・ブリテン(1913-1976)の作品でも,明るく親しみやすい音楽のひとつだろう.

 プレヴィンの指揮は絶好調(^^;).この遠心力で拡散しそうな作品を見事にまとめあげ,一定の求心力を持った音楽に仕立てている解釈は見事だ.

2008/03/30

ジョン・ウィリアムズ/管楽アンサンブルのためのシンフォニエッタ

ジョン・ウィリアムズ/管楽アンサンブルのためのシンフォニエッタ@ドナルド・ハンスバーガー/イーストマン・ウィンド・アンサンブル(DG/タワーレコード:PROA-24)

 1969年5月の録音.
 ジョン・ウィリアムズ(1932-)というのは,もちろん「ジョーズ」「スター・ウォーズ」「スーパーマン」「1941」「ハリー・ポッター」などの映画音楽の作曲家として知られるジョン・ウィリアムズのこと(^^;).彼の作曲の師匠はギター作品で知られるカステルヌオーヴォ・テデスコ(1895-1968)で,映画音楽に比較すると数は少ないながらもシリアスな作品も書いている.
 
 そのひとつが演奏時間20分弱のこの「シンフォニエッタ」で,なんと無調とジャズの融合が図られているらしい.緩-緩-急の3楽章からなる緊張感に満ちた音楽で,あの華麗な映画音楽を支えているオーケストレーションの確かな職人的腕前は,この作品でも既に明らか.前衛的で表現力の確かな,なかなか面白い作品なので,日本の吹奏楽団体でも,たまには取り上げられないものかな?

疑問

 いま,blog界隈で大阪府立国際児童文学館存続運動に賛同しているひとって,じゃあ「府立施設見直しの一環として,大阪府立図書館をひとつにします」とあの府知事が主張していたら,国際児童文学館の存続運動同様に盛り上がってくれるんだろうか? そうじゃないのなら,館長の「文学館だからこそ寄贈が受けられる。統合されたら受けられない。」に象徴されるあの運動は,公共図書館に対する「反知性主義」の発動なんじゃないかという疑いを抱いてしまうのですが.府知事の「反知性主義」に対して,別の「反知性主義」を対置されても,さてどうしたものだか,という感じがします.

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