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2008年3月9日 - 2008年3月15日の記事

2008/03/15

ベートーヴェン/交響曲第9番

ベートーヴェン/交響曲第9番ニ短調作品125@トマス・ビーチャム/ロイヤル・フィル(BBCレジェンド:BBCL 4209-2)

 1956年8月19日,エディンバラでのライヴ録音.ソリストはシルヴィア・フィッシャー,ナン・メリマン,リチャード・ルイス,キム・ボルイの面々.
 ビーチャム(1879-1961)のライヴというと,こちらは勝手に,スケールは大きいもののアンサンブルゆるゆるのだらけた爆演を想像してしまうのだが,なかなかどうして,この録音はアンサンブルも引き締まった演奏である.ビーチャムを「ディーリアス以外は二流」などととほざいている評論家の顔色を無からしむるのではないかと(^^;).さすがにフルトヴェングラーを「マイ・ボーイ」と呼んでいただけのことはある,見事な演奏である.
 フィナーレの土壇場で踏み外すのはご愛嬌だが(^^;).

2008/03/14

アイヴズ/交響曲「アメリカの休日」

アイヴズ/交響曲「アメリカの休日」@ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管絃楽団(BMG:BVCC-38302)

 1974年10月7日の録音.
 例によってチャールズ・アイヴズ(1874-1954)の不思議な音楽である(^^;).元々はバラバラに作曲された音楽を「Holidays Symphony」という形に作曲家自身が強引に(?)まとめあげた作品なので,楽しげだったり敬虔な雰囲気だったり,あれこれ取り混ぜて「古きよきアメリカ」な雰囲気が横溢しているものの,一般的な「交響曲」のイメージからは遙かに遠いところで成り立っている(^^;).第1楽章では「Jew's Harp」まで動員されているが.これはとある西部劇(これが何だったか,さっぱり思い出せないのは記憶力の衰えか)のテーマ音楽でも使われている楽器じゃなかったかしらん?

 例によって,オーマンディの指揮はあたたかい.作品をリスペクトする姿勢が伝わってきて好もしい.これが1970年代までの,奇妙にストイックな姿勢が好まれた日本のクラシックマニアには受け入れられなかったのだった(sigh).

2008/03/12

ブラームス/ヴァイオリンとチェロのための協奏曲

ブラームス/ヴァイオリンとチェロのための協奏曲イ短調作品102@マルク・カプラン,ダーフィト・ゲリンガス&ミヒャエル・ギーレン/南西ドイツ放送交響楽団(インターコード:INT 860.903)

 1989年4月の録音.
 20代の頃に聴いた際はつまらなかった作品/演奏が,40過ぎにふと聴いてみたら意外に面白かった,という経験をしたところ(^^;).最初はこのCDに併緑されているブラームスの交響曲第4番を今日は取り上げるつもりで,たまたま前半の二重協奏曲から聴き始めて.昔々聴いたときは「つまんねー曲だな」と感じていたのに,久し振り(この曲は10年ほど,まともに聴いてない)に聴いたら「あれれ?」と思ったのでした.

 いま聴くと,案外面白いではないですか,この作品.ブラームスは5番目の交響曲を書くつもりでこの曲を作曲しはじめたものの,自らの衰えを自覚して現行の二重協奏曲にプランを変更したと言うのですが,ギーレンの棒で聴いてみると,全然枯れてないじゃないですか(^^;).確かに萌黄のような若々しさは感じられませんが,風格豊かに成熟した「大人(たいじん)の音楽」ですよね,これは.

 自分が歳をとっただけなのかもしれないけど,音楽を聴く楽しみが広がるのはいいことですね(^^;).

2008/03/11

チャイコフスキー/交響曲第5番

チャイコフスキー/交響曲第5番ホ短調作品64@ジョージ・セル/クリーヴランド管絃楽団(ソニークラシカル:SRCR9867)

 1959年10月23日・24日の録音(恐らく原盤はCBSじゃなくてエピック).

 先日,友人と3人で食事していたら何故かチャイコフスキーのコーダがくどい,という話になる(^^;).これで終わりだよ,終わりだよと延々念を押すのだよね,と僕が言ったらAさん(元はアマチュア絃楽器奏者)が「だから,終わってないのに拍手しちゃう観客も出ちゃうのよね(^^;)」.クラシックは不案内,というBさんのために,僕がその話を受けて,このチャイコフスキーの第5番の終楽章,コーダ直前の大フェルマータの話をする,といった按配.「実際に,スラットキンが振ったN響の演奏会の録画中継見ていたら,ホントにそこで拍手した客がいたのにはびっくりしたよ.だって,都市伝説だと半ば思っていたからね」

 しかし,この終楽章は余程の難物だと見えて,メンゲルベルクやロジンスキやパウル・ファン・ケンペンはバッサリと中間部分をカットしてしまうし,ストコフスキーは細かくカットした挙句に大フェルマータをカットしてコーダをつなげてしまうし.セルはカットこそしないものの,終楽章のコーダの頂点でシンバルを打ち鳴らす.1番や4番の終楽章,6番の第3楽章で盛大にシンバルを鳴らしまくるチャイコフスキーが,どういうわけだかこの曲では1回もシンバルを鳴らさない.ケンペンは終楽章のコーダで2度シンバルを挿入したが,セルは1回だけ.

 ところで,セルとチャイコフスキーの相性はまんざらでもないとみえて,この第5番でも,デッカに残した第4番でも,それなりに聴かせる演奏に仕上がっている.第6番「悲愴」が見当たらないのが不思議なくらい.同世代のカール・ベームが残したチャイコフスキーが,ベームのファンからさえ「あれは残して欲しくなかった」と嘆かれることさえあるのに比べれば,かなりのモノであるといってもよさそう.

2008/03/10

ブルックナー/ミサ曲へ短調

ブルックナー/ミサ曲第3番へ短調@ハインツ・レーグナー/ベルリン放送交響楽団(東ベルリン)(エーデル:0002712CCC

 1988年9月の録音.
 ヴィーンの宮廷礼拝堂で演奏するために,オーストリア帝国の宮内省から委嘱された作品である.既にオルガニストとしてパリやロンドンでも大成功を収め,ニ短調とホ短調のミサ曲も作曲していたブルックナー(1824-1896)が自信を持って作曲した・・・・・・,と言いたいところだが,この作曲家にはどうにも不運と自信喪失が付いて回る.この作品を作曲していた当時も,交響曲ニ短調(第0番)は「(第4楽章の)主要主題はどこにあるのかね?」と疑問符を付けられて机の中にしまいこまれ,1869年9月にリンツで初演され大成功を収めたホ短調ミサは結局,作曲家の生前にはヴィーンでは演奏されずに終わる,と言った有様.このヘ短調ミサも,1868年に完成するも初演まで4年を要している.さすがに1872年6月に初演された際は成功を収め,エドゥアルド・ハンスリックの激賞もあってブルックナーは宗教音楽の作曲家としてはヴィーンでも認められるようにはなる.しかし,交響曲の作曲家としてのブルックナーが認められるようになるまでには,ここからまたしても長い道のりが待っているのである.
 さて,どういうわけだか,ブルックナーの交響曲の録音では軟体動物のような演奏を連発し,疑問符の多い解釈を繰り広げるレーグナーの棒が,この作品では水を得た魚のように生き生きと,劇的なミサ曲の再現に成功している.何か,声楽作品については勘所を掴んでいたのだろう.

2008/03/09

ショスタコーヴィチ/交響曲第14番

ショスタコーヴィチ/交響曲第14番「死者の歌」作品135@ヘルベルト・ケーゲル/ライプツィヒ放送交響楽団(ヴェイトブリック:SSS0040-2)

 1972年3月28日のライヴ録音.初演から約3年後の演奏,ということになるか.
 ショスタコーヴィチが採用したテキストの,原語に基づくと思われる歌唱によるのが,ロシア語の歌唱に慣れている耳には聴きづらいが,ケーゲルの解釈はそれこそ地獄の釜の蓋を開けて覗き込んでいるような趣きがある.非力なオケの絃とアンサンブルが崩壊しかかっている箇所があることが,その印象に輪をかけている.ライヴ故の事故,で片付けられるレベルじゃない.何しろ独唱とオケの,縦の線が合ってないところさえあるのだから.
 それでも,この演奏から感じられる,もはや後が無い断崖絶壁に立っているような虚無感は,やはり只事ではないと思われる.このフィナーレには,「語りえぬものには,沈黙せねばならない」のかもしれない(sigh).

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