2022年11月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

コメント・トラックバックの取り扱いについて

  • コメント・トラックバックをお寄せいただき,ありがとうございます.blog主が確認ののち,公開されますのでしばらくの間,お待ちいただくことがありますがご了承ください.当blogに無関係な内容のコメント・トラックバックはblog主の判断で削除されるものもあります.

「貸出至上主義者」度チェックβ版

ココログ


ほし2

« ベートーヴェン/交響曲第6番 | トップページ | マーラー/交響曲第8番 »

2008/10/16

ねえねえ,いやはや,ちょっとこれ,やれどうしたものか.あーまったくもう

 たまには仕事の話.


2005年度 約24万円
2006年度 約31万円
2007年度 約35万円
2008年度 約50万円

これは,とある外国語雑誌の勤務先での購読料の推移(代理店経由).

 この雑誌は,もうひとつの雑誌とともに自然科学系の両巨頭とも言える雑誌であります.勤務先でも40年以上の長きに渡って購読を続けて来た雑誌でしたが,ここ数年,そのアコギな商売のやり口(無暗と増える派生誌,プリントよりオンラインが高額,派生誌をまとめ買いした顧客の優遇などなど)が水面下で取り沙汰されておりました.それがついに,単独でプリント版のみを購読すると50万円ですか.ちなみに,もうひとつの雑誌の購読料はプリント版のみでこちらの3分の1以下.昨今の円の独歩高を考えれば,これが当たり前ですよ.他の外国雑誌も,軒並み購読価格は据置きなのに,これだけが高騰を続けるというのは,さすがというか何というか.この雑誌の「大企業優遇,中小企業冷遇」な価格体系には,もうついていけませぬ.正直,外国雑誌は他を切り捨ててでも,これともうひとつの購読を維持しようと考えていた時期もありましたが,あまりの仕打ちに言葉もありませんわ.

 田舎のごく小規模大学図書館における事務長的立場にある者としては,これ以上費用対効果の見込めない雑誌を見栄で購読し続ける必要は無い,と判断しました.ぶっちゃけた話,50万はたいてこの雑誌の購読を維持するよりも,「日経エンタテインメント」の購読を維持したほうが学生が来ますからね.それが底辺校の現実.

 よって,今年度を以ってこの雑誌の購読を打ち切ることを,明日図書館長に進言し了解を得る予定ですので悪しからず.

« ベートーヴェン/交響曲第6番 | トップページ | マーラー/交響曲第8番 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

図書館系」カテゴリの記事

コメント

後日談.

結局,プリント版本誌の購読は打ち切り決定.その代わり,ダイジェスト日本語版を購入して当座をしのぐことになりました.
価格は約10分の1でございます.

笑うべきか,泣くべきか.

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

« ベートーヴェン/交響曲第6番 | トップページ | マーラー/交響曲第8番 »

UNIQLOCK

ついった

「愚智提衡而立治之至也」のはてなブックマーク注目エントリー

「愚智提衡而立治之至也」のはてなブックマーク人気エントリー

あわせて読みたい

  • あわせて読みたい

只今積読中

ココログ図書館ネタ