ショスタコーヴィチ/交響曲第7番
ショスタコーヴィチ/交響曲第7番ハ長調「レニングラード」@マリス・ヤンソンス/サンクト・ペテルブルク・フィル(EMI:3 65311 2)
1988年4月22日-23日の録音.
真冬になってから取り上げると,ホントに寒いので(^^;),今のうちに取り上げておく.
録音が遠めのためもあるのか,サンクト・ペテルブルク・フィル(つまりはムラヴィンスキーのレニングラード・フィルだ)を起用した割には,繊細でごくおとなしい印象を受ける演奏に仕上がっているのが,この作品には珍しいような感じがする.重戦車のように押しまくるか,英雄の如く押しまくるか,軽いか重いかはともかく,とにかく突き押し相撲のような演奏が多いから,この曲は.
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コメント
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ええっ?! 88年録音なのに「サンクト・ペテルブルク・フィル」なんて呼んじゃうんですかあー?! そらソ連時代のレニングラードをペテルブルクと呼ぶに等しいのでは……? 誰の決定? どこの方針? 何となく、「日本のレコード会社が『日本のリスナーのために』とか余計な気を回してそう訳しました」的臭いがするのですが……?
投稿: ふみお | 2008/10/14 23:52
>>ふみおさん
指摘されてみれば,その通りなんですが,今回は僕がわざわざ訳しなおしたわけじゃなく,僕の持っているヤンソンスのショスタコーヴィチ交響曲全集の輸入盤BOX(EMI:3 65300 2)に「St Petersburg Philharmonic Orchestra(Leningrad)」って書いてあったのを,カッコ抜きで引き写しただけなのですよ.いやホントに.
だもので,以後は気をつけようと思いますが,僕ばかり責められても釈然としないぞー(^^;),と.
投稿: G.C.W. | 2008/10/15 19:34