ブラームス/ヴァイオリン・ソナタ第1番
ブラームス/ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調作品78@シェロモ・ミンツ&イタマール・ゴラン(AVIE:AV2057)
2003年10月から11月の録音.
DGで派手に売り出されたものの,尻つぼみの感があって何時の間にやらメジャーから消えていたミンツが,実にいい音楽を奏でるヴァイオリニストに変貌しているのであった.昔から指摘されていた,音が籠り気味なのは相変わらずだが(使用している楽器のためらしい),ここではブラームスの,それもソナタであるから,その音色がよく音楽にあっている.
・・・・・・この渋さがわかるようになったのは,恐らく自分が年をとったからなんだろう,と思うとちょっと寂しい気がしないでもない.
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