2022年11月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

コメント・トラックバックの取り扱いについて

  • コメント・トラックバックをお寄せいただき,ありがとうございます.blog主が確認ののち,公開されますのでしばらくの間,お待ちいただくことがありますがご了承ください.当blogに無関係な内容のコメント・トラックバックはblog主の判断で削除されるものもあります.

「貸出至上主義者」度チェックβ版

ココログ


ほし2

« J.S.バッハ/前奏曲とフーガ変ホ長調 | トップページ | 「ともんけんウィークリー」始まる »

2008/08/25

指定管理者委託から直営に戻した,ある公共図書館のこと

 休暇を利用して,いろいろと本を読んだり情報を仕入れてきたりしたわけですが(^^;).

 で,近頃「指定管理者委託」を「直営」に戻して「英断」とか何とか業界内で讃えられている(?)S県Y市の公共図書館について,裏口(^^;)から調べてきました.何でも「アルバイトが集まらなかった云々」という噂を聞き及んだので,まずはその真偽を確認してみると,そういうことはあったそうですわ.

 その理由がまた人間味臭い話で,何でも学校図書館に回るべき,例の地方交付税交付金がY市では学校図書館に回らなかったため,当該地域でその方面に影響力のある学校司書さんが市長とこの件でやりあった挙句にY市の学校を辞めて隣町の学校に転出してしまい,そのシンパの方々や,その話を聞き及んだ方々が「あの市では働きにくい」と公共図書館の募集を敬遠したためヒトが集まらなかった,のだそうです.
 その結果,止むを得ず大層な理由(?)を付けて直営に戻さざるを得なかったというわけ.

 つまり,別に「英断」でも何でもなく,市長とその側近が上手く情報を集めることも出来ず,人材を活用することも出来なかった,という,いわゆる「頭のいい」「腕力のある」政治家による側近政治にありがちな落とし穴に,彼の市長もまた,はまってしまったということでございました(^^;).それがたまたま公共図書館で噴出した,というだけのことで,公共図書館の未来に対して市長が偉大なことを成し遂げたわけではございませんのでご注意を,とのことでした.

« J.S.バッハ/前奏曲とフーガ変ホ長調 | トップページ | 「ともんけんウィークリー」始まる »

図書館系」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 指定管理者委託から直営に戻した,ある公共図書館のこと:

« J.S.バッハ/前奏曲とフーガ変ホ長調 | トップページ | 「ともんけんウィークリー」始まる »

UNIQLOCK

ついった

「愚智提衡而立治之至也」のはてなブックマーク注目エントリー

「愚智提衡而立治之至也」のはてなブックマーク人気エントリー

あわせて読みたい

  • あわせて読みたい

只今積読中

ココログ図書館ネタ