2022年11月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

コメント・トラックバックの取り扱いについて

  • コメント・トラックバックをお寄せいただき,ありがとうございます.blog主が確認ののち,公開されますのでしばらくの間,お待ちいただくことがありますがご了承ください.当blogに無関係な内容のコメント・トラックバックはblog主の判断で削除されるものもあります.

「貸出至上主義者」度チェックβ版

ココログ


ほし2

« ドヴォルジャーク/新世界より | トップページ | 「レファレンス・サービスを促す図書館施設計画」ですか(^^;) »

2008/07/08

シューベルト/グランド・デュオ

シューベルト/ピアノ連弾のためのソナタハ長調D.812@ヤーラ・タール&アンドレアス・グロートホイゼン(ソニークラシカル:SRCR 1677-1678)

 1995年6月26日から30日の録音.
 シューベルトの作品は,その早すぎた晩年に向かって大曲であればあるほど,どんどん長くなっていくのだが,1824年に作曲されたこのソナタも長い長い(^^;).全曲を演奏するのに40分かかる(最晩年の作品である連弾曲「人生の嵐」D.947にいたっては17分前後かかる.これが4楽章のソナタだったら全曲演奏するのにどれだけかかったことか).その大きさゆえにたびたび「交響曲の下書き」説が唱えられるが,どうも聴いているとピアノ曲として作られたとしか考えられない技巧がこらされているように聴こえるので,これはやはり原曲のとおりがシューベルトの意図だったのだろう.
 規模からすると,理由も無くベートーヴェンの「ハンマークラヴィーア」のようないかめしい音楽だと思われるかもしれないが,シューベルトの連弾曲はほとんどが作曲家と友人が楽しんで弾くことが目的のハウスムジークのようなものであり,この作品もその例に漏れない.翳りはあるがそれほど深刻なものではなく,作品の彩り程度のものにとどまる.全体的に温かみのある,おだやかで明るい作品である.

« ドヴォルジャーク/新世界より | トップページ | 「レファレンス・サービスを促す図書館施設計画」ですか(^^;) »

今日のBGM」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: シューベルト/グランド・デュオ:

« ドヴォルジャーク/新世界より | トップページ | 「レファレンス・サービスを促す図書館施設計画」ですか(^^;) »

UNIQLOCK

ついった

「愚智提衡而立治之至也」のはてなブックマーク注目エントリー

「愚智提衡而立治之至也」のはてなブックマーク人気エントリー

あわせて読みたい

  • あわせて読みたい

只今積読中

ココログ図書館ネタ