ショスタコーヴィチ/交響詩「10月」
ショスタコーヴィチ/交響詩「10月」作品131@広上淳一/ノールショピング交響楽団(タワーレコード/BMG:TWCL2013)
1993年9月の録音.
この作品は,交響曲第14番や15番,晩年の絃楽四重奏曲の目晦ましに書かれたんじゃないかと思うような,まるで交響曲第5番や12番の素材の焼き直しみたいな音楽なんだけど,それでも最後思い切り盛り上げて聴き手を感動の渦に引き込んでしまう,ショスタコーヴィチの力技というか,手腕にはほとほと恐れ入る(^^;).誰が振っても,これくらい効果の上がる音楽も珍しいのではないかと.
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