演奏会用行進曲集@パリ警視庁音楽隊
演奏会用行進曲集@パリ警視庁音楽隊(カリオペ:CAL 9516)
2000年の録音.
ビゼーやシャブリエやサン・サーンスなどフランスの作曲家の作品が並んでいる中(作曲者への解説がブックレットにも無い「サン・キュロットのマーチ」「マレンゴの戦いのマーチ」などというものまである)で,「ラデツキー行進曲」やサリエリ,プロコフィエフ,ホルストはともかく,何故か最後がジョン・ウィリアムズの「レイダース:失われたアーク」なのが謎(^^;).
吹奏楽という分野は,どういうわけだかオケ以上に「お国柄」のようなものが出るのだが,真面目なUKや,豪快なUSAのそれに比べて,フランスの吹奏楽は柔らかな音色とアンサンブルで,隣りのドイツの勇壮かつ剛毅なものとも全く違うのが面白い.
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コメント
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あ、それは革命期の曲ですね。フランス革命は残念ながら、一人のショスタコーヴィチも輩出しなかったんですよね。名曲といえるレベルの曲はラ・マルセイエーズのみ。しくしく。
投稿: ふみお | 2008/06/22 00:02
>>ふみおさん
確かに,この2曲とも「名曲」とは言い難いような(^^;).
でも,「ラ・マルセイエーズ」1曲で1000人の援軍と同じ評価を受けていたようですから,それはそれでスゴイことかと.
投稿: G.C.W. | 2008/06/22 16:42