2022年11月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

コメント・トラックバックの取り扱いについて

  • コメント・トラックバックをお寄せいただき,ありがとうございます.blog主が確認ののち,公開されますのでしばらくの間,お待ちいただくことがありますがご了承ください.当blogに無関係な内容のコメント・トラックバックはblog主の判断で削除されるものもあります.

「貸出至上主義者」度チェックβ版

ココログ


ほし2

« 演奏会用行進曲集@パリ警視庁音楽隊 | トップページ | ウェーバー/ピアノ協奏曲第1番 »

2008/06/22

マーラー/交響曲第10番から「アダージョ」

マーラー/交響曲第10番嬰ヘ長調から第1楽章「アダージョ」@ジュゼッペ・シノーポリ/フィルハーモニア管絃楽団(DG:POCG-1148/1149)

 1987年4月の録音.
 そもそも僕がシノーポリ(1946-2001)に注目したきっかけは,1981年だったかにシュトゥットガルト放送交響楽団の演奏会がNHK-FMで放送されたときで,そのときの曲目はシルヴァーノ・ブソッティ(1931-)の「ラーラ・レクィエム」とこの「アダージョ」である.あとで気がついたのだが,既にDGにはブソッティ(「ロレンザッチョ交響曲」など)を録音しており,最初期のシノーポリは後年のような「普通のレパートリー」を普通に振る指揮者ではなかったのであった(^^;).実際,この「ラーラ・レクィエム」の演奏時も,終了後は拍手とブーイングが飛び交う凄まじいものだったと記憶する.

 で,この「アダージョ」も一般的には演奏時間が23,4分ほどのところ,前記シュトゥットガルトとの演奏が29分を超え,このフィルハーモニアとの録音にいたっては32分もかけている.この粘着質なところと,その奇妙な分析癖と,実際の演奏の熱狂が全く違うところで成立しているところが,この指揮者のユニークな所以で,それ故マーラーやシューマンの第2番(ヴィーン・フィルとの録音),エルガーなどの録音が成功していたのだが,ブルックナーなどがサッパリだったのは,シノーポリの手法が常にどのような音楽を相手にしても通じる代物ではなかったことを示していたと思う(録音で残っているブルックナーは,何故か粘着質気質がすっかり失われて,ただの壮麗な音のがらんどうに堕している).本人の意向だったのかレコード会社の戦略だったのか知らないが,普通のスター指揮者として,ジュリーニやアバドの系譜に無理やりつながろうとしたことが,結果として失敗であったことが惜しまれる.

« 演奏会用行進曲集@パリ警視庁音楽隊 | トップページ | ウェーバー/ピアノ協奏曲第1番 »

今日のBGM」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: マーラー/交響曲第10番から「アダージョ」:

« 演奏会用行進曲集@パリ警視庁音楽隊 | トップページ | ウェーバー/ピアノ協奏曲第1番 »

UNIQLOCK

ついった

「愚智提衡而立治之至也」のはてなブックマーク注目エントリー

「愚智提衡而立治之至也」のはてなブックマーク人気エントリー

あわせて読みたい

  • あわせて読みたい

只今積読中

ココログ図書館ネタ