ブルックナー/交響曲第9番
ブルックナー/交響曲第9番ニ短調@ヨゼフ・カイルベルト/ハンブルク国立フィル(テルデック:WPCS-6053)
1956年,1958年または1960年の録音(諸説紛々).
今年は生誕100年なので,なるべくカイルベルト(1908-1968)の録音は紹介していくつもり.
何でも,この録音は日本で最初に国内盤LPとして発売されたブルックナーという,歴史的な価値を持つ録音である由.カイルベルトらしい,如何にも質実剛健かつ禁欲的な演奏で,なるほど日本でのブルックナー受容はカラヤンのような絢爛豪華な演奏を受け付けなかったのも無理は無いか.そのくせヨッフム/シュターツカペレ・ドレスデン(EMI)の何とも明るく動きの激しいブルックナーが評判を取ったのはどういうことなんだか?
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