ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ嬰ハ短調
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ嬰ハ短調作品27の2(第14番)@ルドルフ・ゼルキン(ソニークラシカル:SRCR 1534)
1962年12月の録音.
中学生のときに初めて聴いた「月光」がこれで,そのままこれが「月光」の規範になって現在に至る(^^;).とにかく「鮮やか」の一言に尽きる演奏で,音は何処までも澄んで輝かしく,終楽章も完璧な技術を以って十全の響きである.これや「熱情」を聴くにつけ,全盛期のゼルキンが,ベートーヴェンのソナタをすべて録音し残さなかったことが残念でならない.
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