マーラー/交響曲第9番
マーラー/交響曲第9番ニ長調@ピエール・ブーレーズ/シカゴ交響楽団(DG:POCG-10072)
1995年12月の録音.
ホントに味も素っ気も無い演奏.シカゴ交響楽団なら,指揮者がいなくでもこれくらい演奏してしまうんじゃないか,と思うくらい蒸留されたマーラーで,楽譜のアナリーゼにはもってこいかもしれない(^^;)けど,マーラーの第9番として聴くのは,さてどうしたものか,と.何しろシカゴ響の第9番というと,ジュリーニの大名演(DG)があるので,ジュリーニと比較したらブーレーズのこれは,楽譜をレントゲン写真みたいに再現しているのが取り柄か,という程度のものですかね.
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